平成29年11月

 11月24日にこのコーナーにアップしていますが「よかボス宣言」について説明します。「よかボス」とは、厚生労働省やファザーリングジャパンが推進している「イクボス」の熊本県版です。「イクボス」は「男女ともに働きやすい職場環境を整備する」を推進するために群馬県がつくった造語です。イクボスは次のように定義されています。「 職場で共に働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司のこと。」
 「よかボス」は小山薫堂氏が命名されました。宣言書を持って写真に写らないといけないということでしたので、どうしようかと考えました。本校は理数科がありますので現校舎を建築した際に、理科棟の屋上に天体ドームが設置されていました。天体ドームがある県立高校はあまりないと思います。そこをバックにして写真を撮りました。ちなみにドームの中には、屈折式の大きな天体望遠鏡が設置されており、地学部の部活動などで使用しています。
 現在、国を挙げて「働き方改革」が議論となっています。公務員や民間企業ともに時間外勤務時間が多いので、それをどのように縮小するのかを学校現場でも取り組んでいます。学校では、学校が掲げる教育目標を達成するということを念頭に、教職員の働き方をどのように改革していくのか、学校それぞれが工夫をしながら取り組んでいます。
 すぐにでも職員の時間外の勤務時間を縮小したいのですがそうもいきません。少しずつできるところから取り組んでいくことにしています。
 11月の後半になってやっと冬らしくなってきたように感じます。冬場になるとインフルエンザが流行しますので、うがいや手洗いなど予防に心がけています。昨年の地震の影響で、現2年生は昨年に実施すべき修学旅行が行えていませんでした。旅行を12月に実施します。1年生は予定どおりの時期に修学旅行を予定しています。また、3年生は、年明けにはセンター試験が控えています。大きな行事が控えていますので生徒諸君には体調管理に十分留意してほしいと思います。