「命を大切にする心」を育む教育講演会が行われました。

 「命を大切にする心」を育む教育講演会が行われました。今年度は平野みどり様を講師にお迎えし、「私たちのことを私たち抜きに決めないで!」当事者主体のバリアフリー社会に向けてという演題で講話をしていただきました。
 平野さんは30才のときに脊髄に腫瘍があることがわかり、それを除去する手術を受けた際に神経が傷ついたことで下半身麻痺になってしまわれたそうです。それからアメリカに渡り勉強される中で、アメリカの障がい者支援プログラムが発展していることを知り、それを日本でも広げたいという思いで様々な取組を行ってきたという話しを詳しくしていただきました。
 

生徒の感想です。
 今日の平野みどりさんの講話を聞いて障がい者の方の辛い思いや、自分たちにできることについて考えました。日本は障がい者の方が住みやすい所ではなく、アメリカのようにバリアフリーを徹底していないことは、今日初めて知ることができました。私は、将来建築士になりたいと思っています。誰もが住みやすいような家や施設などを考えていきたいと改めて思いました。これから自分にできることは多くありませんが、相手の気持ちを考えて生活していきたいです。