【授業の取り組み(英語・地理コラボ授業)1学年】防災学習
1学年の地理総合の授業で、防災学習を行っています。今回は教科横断的指導(クロスカリキュラム)の取り組みとして、コミュニケーション英語Ⅰとの4時間構成のコラボ授業を行いました。
自然災害への対応力を身につけるとともに、英語でのコミュニケーション力を身に付けられるよう、避難所にいる外国人の方と英語で会話をする実践練習を行いました。
・1コマ目(地理総合)
①非常持出袋の中身を考える
②ニュース映像を見て、避難所の様子や、避難所には外国人の方もいるということを知る。
・2、3コマ目(コミュ英Ⅰ①②)
避難所で必要とされる(予想される)支援物資や情報などの英語表現を調べ、班員同士で会話の練習をする。
・4コマ目(コミュ英Ⅰ③)<実践>
様々な状況の避難者(先生方が外国人役となる)に自分たちから英語で話しかけ、避難所の情報を伝える。
<先生方の役>
・赤ちゃんを連れている人 ・ペットを連れてきている人 ・体調を崩している人 ・宗教上、食べられないものがある人 など
●生徒の感想●
・今、南海トラフ巨大地震がいつ起きてもおかしくないと言われていますが、もし本当に起こったときには、自分や家族だけでなく、周りの困ってる人にも目を向けられるように、日頃から準備をして心に余裕を持ちたいです。
・今まで何故か避難所にいる人は日本人だけとおもっていたけど、近年外国の方々も留学や企業就職で日本に来て多くの災害の被害を受けていることを知りました。
・実際に外国の人と話すと緊張してあまり聞き取れなかったりなんて言っていいか迷ったりしたので、普段の授業の時からしっかり勉強しておく必要があるなと思いました。実際に外国の人とあったときにもっと話せるようになったらいいなと思いました。
・とても楽しかったし、英語は喋るのが苦手だったけど、実際ジェスチャーなどで伝わったし今回でもっと英語について知りたいと思った。
・ある宗教を信仰していて、避難所に自分が食べてはいけないものしかなかったらどうするのだろう。
・教頭先生の犬面白かった。
・今回のようなコラボ授業はとてもためになるし、生徒の教科への興味も出てくるようになると思うのでこれからも増やしていってほしいです。
避難所に限らず、日常生活の中で外国の方と接する機会はこれからどんどん増えていきます。どんなときであっても、自信を持ってコミュニケーションが取れるように、災害に関しての知識や英語力をしっかりと身に付けておきたいと感じました。