情報教育講演会

 情報教育講演会が行われました。NTTドコモ 九州支社 スマホ・ケータイ教室インストラクター 高田 あけみ様を講師にお迎えし、スマホ・携帯安全教室を行っていただきました。
 
 
 軽い気持ちで個人を特定してしまう情報や、写真を投稿してしてしまうとどのような事が起こる可能性があるのか?をわかりやすい再現ドラマ等を用いて教えていただきました。自分が投稿したものを多くの人に見て欲しいがために犯罪行為を犯してしまうという事例もありました。そういった情報を投稿した直後は満足できるようですが、その後は予想もしなかったような事態に発展することもあります。場合によっては逮捕されたり裁判にかけられることもあります。さらに、一度ネット上に載せた写真は半永久的に残ってしまうという怖さもあります。便利な機能ではありますが、①個人を特定できる情報は含まれていないか?②家族に見せられないことをしていないか?を考えることが大切であると教えていただきました。 

 また、メールやコミュニケーションアプリを用いた文字だけの情報では伝わりにくい(同じ言葉でも意味が違う場合がある)という話もしていただきました。「なんで来たの?」という一言でも『どうやって来たの?』(交通手段を聞いている)ととらえられる場合と『どうしてここに来たの?』(理由を聞かれている)ととらえられる場合もあるとのことでした。ちょっとしたとらえ方の違いで、すれ違いや友達関係が悪くなってしまうこともあるそうです。そういったことを防ぐために【一言足す】ことを教えていただきました。『なんで来たの?バス?』とするだけで意味が伝わりやすくなります。そんなことしなくてもわかるでしょ?と思う人も多いかもしれませんが、いつ、どこで、何が原因になるかはわかりません。ちょっとしたことですが、大事なことだと思いました。
 他にもフィルタリング機能を利用することで安心・安全に使えること、GPS機能や情報公開範囲の確認の必要性等についても話していただきました。今回の講演を聴いて『ドキッ!?』とした人もいたかもしれません。今回をいい機会として、スマホや携帯の使い方を見つめ直す機会としてくれればと思います・