台湾のIT(デジタル)大臣オードリー・タン氏と高校生とのシンポジウムを同時視聴しました!

 台湾のIT(デジタル)大臣オードリー・タン氏と高校生が「近未来の教育について考える」シンポジウムを、本校生徒会の生徒4人とインターアクトクラブの生徒3人がインターネットで同時視聴しました。

主 催 熊本県立熊本高等学校、一般社団法人 台湾留学サポートセンター

共 催 WWL九州地区事業連携校

参加校 福岡県立東筑高等学校、佐賀県立佐賀西高等学校、大分県立大分上野丘高等学校、長崎県立長崎西高等学校、

    宮崎県立宮崎西高等学校、鹿児島県立鶴丸高等学校、熊本県立熊本高等学校

テーマ「世界的デジタル時代に、日本の高校生は何をすべきか」

期 日 令和2年(2020年)11月16日(月)

日 程 16:00~16:30 開会あいさつ及び参加校紹介

    16:30~16:35 オードリー・タン氏、入場。ご挨拶と流れの説明

    16:35~17:55 シンポジウム(参加代表生徒からの質問とディスカッション10分間×7校)

                    (全国の高校生からの質問 - 熊本県立熊本高校による代読)

    17:55~18:00 オードリー・タン氏のご挨拶、退場

       18:00~18:08 閉会

     

 参加校の代表生徒たちが順に質問し、台湾のIT担当大臣オードリー・タン氏が、御自身の経験を交えながら返答されていくという、斬新な形式のシンポジウムでした。代表生徒の質問は、AIの登場が人間にどのような変化を及ぼすのかというような未来志向の質問から、SNSにおける誹謗・中傷などの問題、さらには人間らしさや心の問題、勉強の仕方や学校におけるプログラミングデザイン教育の可能性にいたるまで、内容は多岐に渡りました。その一つ一つに御丁寧に返答していただき、ITは火や火薬などと同様に使い方次第であるということや、社会的問題の解決など勉強に目的を持ち、失敗を怖れずオリジナルのアイデアを出していくことが大切であることを伺いました。

    

 IQ180超とも言われる方がどのような人物なのか、どのようなシンポジウムになるのか、初めは全く予想できませんでしたが、オードリー・タン氏の柔らかな口調に優しそうな人柄が映像から伝わってきて、氏の言葉にどんどん惹き付けられていきました。今回お聞きした話を、今後の人生に活かしていきたいと感じました。本当にありがとうございました。