避難訓練が行われました。
4月10日(金)
避難方法及び経路を確認し、地震・津波発生時に被害を最小限にとどめられるよう避難意識の高揚を図ることを目的として実施されました。
~避難訓練~
震度5弱、津波警報が発令されたと想定して実施しました。まずは机の下などに身を隠すシェイクアウト訓練を行い、避難場所に移動しました。
避難経路を把握しておくことで、スムーズに避難場所に移動することができました。
校長訓話では、避難完了までの時間を知っておくことの重要性や、ローリングストック法について話がありました。
~防災講話~
自衛隊熊本地方本部の矢野さまを始め、自衛隊の方々に防災講話をしていただきました。
①簡易的な担架の作り方について
長い棒2本と毛布のような布を折りたたむことで、即席の担架を作ることができるという実演をしていただきました。また、生徒3名にも体験させていただきました。
他にも、棒を2本持ち、来ているシャツを何枚も棒に通すことでも担架を作ることができることも教えていただきました。
②講話
演題:災害における自衛隊の対応 ~将来を担う諸君へ~
講師:一等陸佐 矢野 様
防衛の3本柱は「自助:自分の身は自分で守る」「共助:国・県・市町村等の公的支援」「公助:地域・隣接所の人々が協力する」である。
この中でみんなができることは、「自助」である。自ら状況を把握し、自分で考えて自分の身を守ることは基礎基本にしてとても重要である。
自衛隊は、共助の最後の砦であり、災害派遣では人命救助から入浴支援、給食支援、給水支援などを行っている。
東日本大震災、熊本地震、能登半島地震を比較すると以下の通りとなる。
①突然やってくるため、時期(何月頃、季節)が読めない。
②災害の状況が地域で違う。(東日本:津波と原発の複合事態。 熊本:短期間に震度7が2回。山間部と市街地で被害様相が相違。 能登半島:半島に孤立地域が多数発生。道路寸断により物資輸送の限界。断水の長期化。)
※地震はいつ来るか分からないため、毎回後手に回ることになる。地域や時期でも支援の種類が変わる。同じ現場はない。そのため、常に状況を把握し考えながら作戦を立てなければならない。
【危険な状況に遭遇した際の注意事項】
〇バイアスの排除
正常性バイアス:自分にとって都合の悪い情報を無視し、自分は大丈夫と危険を過小評価すること(決心と行動がゆらぐ)
同調性バイアス:周囲の意見や行動に合わせて自分自身の判断でなく他社の判断に同調すること(他所がこのくらいだから自分たちも同じでいいだろうという考え)
〇バイアスの回避の要領
Concept Planの作成:任務、地位、役割を決めておく(防災訓練などを行うこともConcept Planの一つ)
置き換えの法則(私の上司だったら)
「まあ~」から「もし」への志向変換 (まあ大丈夫だろう → もし大丈夫でなかったら に変換)
※日々、バイアスがかかった行動・言動になってないか意識することが重要である。
大変お忙しい中、貴重な体験や講話をしていただき、ありがとうございました。この講話で学んだことを意識し、災害が起きたときに備えたいと思います。