アクセス数162261って?

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今の状態でアクセスカウンターが順調に数を刻んでいくと、多分今日の夕方頃になると予想していますが、162261になる瞬間があるはずです。この数字、逆に並べても同じ数になる回文数です。(偶然にその数字にヒットされた方、何がおめでたいのかよくわかりませんが、とにかく「おめでとうございます!♪」)

 「竹藪焼けた」や「新聞紙」、「年末はつまんね」・・・で有名な回文ですが、職員室でこの回文数の話をしていたら、英語科の先生が「英文にもそんな回文がありますよ!」と、「Madam, I'm Adam
」(マダム、私はアダムです)や「Step on no pets」(ペットを踏まないで)など幾つかの文を教えてくださいました。また、地名の「赤坂(あかさか)」は回文ではありませんが、ローマ字表記になるとakasakaとなり、回文になるなど興味深い例も紹介してくださり、この知的言語遊びは奥が深いな・・・と思った次第です。

 
ウィキペディアによると、「西暦79年にイタリアのヴェスヴィオ火山の噴火によって滅亡した街の遺跡に「Sator Arepo Tenet Opera Rotas」(農夫のアレポ氏は馬鋤きを曳いて仕事をする)という回文が刻まれていることから、回文の起源は少なくとも西暦79年又はそれ以前まで遡ることができる・・・」とあり、大変驚いたところでした。

今日は皆さんどのような一日でしたか。寝る前に一日を後ろから振り返ってみて、記憶に残るシーンが回文のようになっていたりして!? 【校長】


 ちなみにこの162261は、各桁の数字の和が18で3の倍数になっているので、3で割り切れますから、回文素数(素数の回文)ではありません。さらに言うなら、実際に3で割ると54087になり、この数は回文数ではありません。そんなことをしているうちに、かつて算数オリンピック(1995)で出題された問題を思い出しました。「6桁の回文数で、95で割り切れ、割った答えも回文数となるものを求めよ」というものです。計算力や論理的な思考力がある程度必要で、小学生に解かせる問題としては良問だなぁと思っています。挑戦してみませんか?ちょっと手ごわいですよ(^^