天草拓心高校生の生活を紹介!

【本渡校舎】令和5年度消火・避難訓練

 5月10日(水)に、令和5年度消火・避難訓練が、本渡校舎と天草支援学校高等部の合同で行われました。

 火災発生防止と火災による人命および財産の損失を防止するため、火災発生に際し、冷静かつ迅速に災禍に対応しうる態度を身に付けるとともに、防火意識の高揚を図ること。また、消化器の取り扱いを身に付けることを目的として行われます。

 天草広域連合中央消防署より2名の署員の方をお迎えし、指導講評と水消火器での実演を御指導いただきました。講評の中では「今回避難に要した時間は5分24秒。天井まで火がまわるまでの時間が約5分、そのことは頭にしっかり入れながら、避難をしてほしい。」というお言葉を頂きました。過去の記録と比べても一番の最短時間での避難でしたが、それでもまだ火災となれば改めて火がまわるスピードがどれほど速いかということを強く実感しました。また、「今回は訓練ということで決まった場所への避難でしたが、実際の火災となればどこが火の元になるかは分りません。本当に火災が発生した場合は、火と煙から離れながら、なるべく遠くに避難することが大切。」ということもおっしゃって頂きました。

 昨年度より、天草拓心高校の敷地内に天草支援学校高等部の校舎が移転してきたため合同避難訓練を行っています。前回は雨天のため、グラウンドでは行えませんでした。今回は、初めてのグラウンドへの避難でしたが、生徒も、先生方も迅速に避難を行うことができました。これからも生徒、職員ともに、自助、共助の気持ちを持ち、落ち着いてかつ迅速な避難ができるよう1人1人がしっかりとした防災意識を持ち高め、学校生活を送らなければならないと改めて実感した機会となりました。