R6年度「中学部の日々の様子」

R6年度「中学部の日々の様子」

生活単元学習「感謝の気持ちを伝えよう」

 2月21日(金)~26日(水)は、生活単元学習「感謝の気持ちを伝えよう」を実施しました。準備期間は1,2年生と3年生に分かれ、それぞれの立場から感謝の気持ちを伝えるための学習を進めました。

 それぞれが自分の役割を理解し、プレゼント作りや感謝状書き、飾り付けやレクリエーションの準備に取り組みました。

 26日(水)の「3年生を送る会」では、お互いに気持ちを言葉や行動(態度)で表現することを意識し、協力しながらレクリエーションを楽しんだり、感謝状を渡したりする中で、日頃はなかなか伝えることができない感謝の気持ちを伝え合うことができました。

美術「ランプシェード」

 3学期の美術では、ペットボトルを使ったランプシェード作りを行いました。紙粘土やセロファン、シーグラス等を使用し、光の見え方を確認しながらペットボトルの周りを装飾しました。

 完成した作品を紹介します。

外国語科「Let's communicate!」

 2月の外国語科の学習では、ALTのLinda先生との交流に向けて自己紹介の練習やバレンタインカード作りをしました。

 14日(金)の授業では、Linda先生とお互いに自己紹介をし合った後、アメリカのバレンタインデーについて教えてもらいました。生徒たちは、日本のバレンタインデーとの違いに驚いた様子でした。

事前に準備しておいたバレンタインカードをLinda先生に渡し、ビンゴやジェンガのゲームをしました。一緒に活動する中で、各々の生徒がLinda先生と交流を深めることができました。

令和6年度中学部作業製品展示販売会「ふれあいバザー」

 2月8日(土)天草支援学校小・中学部校舎において、「令和6年度中学部作業製品展示販売会(ふれあいバザー)」を開催しました。

 生徒たちは、これまで作業学習の中で「心をこめて」製品を作り上げてきました。販売会に向けて、それぞれの生徒が、「丁寧に袋詰めをする。」「詳しく商品説明をする。」等の目標を立て、意識しながら接客に臨みました。

 おかげさまで、大盛況の販売会となり、生徒たちも「完売」の喜びを味わうことができました。これまでの頑張りや、自分たちが作った製品が売れることの嬉しさを丁寧に振り返り、これからの生活や次年度の作業学習へつなげていきたいと思います。

生活単元学習「如水館見学」

 1月24日(金)に、苓北町にある「ふれあいスペース 如水館」へ「県立天草支援学校・県立苓北支援学校 第25回合同作品展」の見学に行きました。

 自分たちが制作した作品や他学部の作品、苓北支援学校の児童生徒の作品が展示してあり、教材の体験コーナーもありました。

 生徒たちは、持参したワークシートの項目に沿って、展示してある作品の鑑賞を行いました。

 学校へ戻った後は、「大きさや色使いがよかった。」「きれいだったので自分もやってみたい。」等の気付きや感想を伝え合いました。

社会「外国の文化について調べよう」

 社会の学習では、外国の気候や文化について、タブレットを使って調べ学習を行いました。

 まずは日本の文化について知っていることや調べたことを共有した後に、グループに分かれて日本と比較する国を決めました。今回は、「スペイン」「イギリス」「メキシコ」「エジプト」「オーストラリア」の5カ国について調べることにしました。

 それぞれの国の気候や文化について調べていく中で、日本と共通しているところと違いがあるところに気付くことができました。また、食べ物や音楽、学校生活や行事等、様々な視点からの気付きがあり、それらをワークシートにまとめました。学習の最後には、調べたことを相互に発表し合い、お互いの気付きや各国の特徴を共有することができました。

中学部持久走大会

 12月13日(金)に、中学部の持久走大会を行いました。

 11月の後半から継続して練習に取り組み、前回の記録から、走り方やペース配分などの工夫を重ね、本番に臨みました。

 大会当日には、自己新記録が多く見られ、練習の成果を発揮する姿を参観された方々に見ていただくことができました。生徒たちからは、「諦めずに最後まで走り切った」という感想が多く聞かれました。「最後まで諦めず、やり遂げる心」を日頃の生活にもつなげていきたいと思います。

音楽「からだで表現しよう」

 今回、音楽の授業では、「からだで表現しよう」のテーマで、3つのグループに分かれて、曲調や音楽のイメージを体の動きで表現しました。

 「のびのび」グループはリズムに着目し、拍の調子に合わせて歩くスピードを調整しました。「ぐんぐん」グループはリズムに加え、歌詞にも着目しました。歌詞の言葉からイメージしたことを自分たちでどのようにからだで表現するのかについて意見を出し合い、全身を使って表現することができました。「バリバリ」グループはさらに楽器の特徴まで考えを広げ、職員所有の楽器に実際に触れながら、音の特徴を友達と話し合い、曲のイメージと照らし合わせて表現しました。

 発表会では、初めて見る他のグループの表現に歓声が上がったり、感想発表でお互いの良いところを伝え合ったりする姿があり、充実した発表会となりました。

美術「コラージュ」

 中学部の美術では、コラージュ作品づくりに取り組みました。1年生と重複障がい学級の生徒の今回の作品のテーマは、「私の好きなもの」、2,3年生のテーマは、「修学旅行の思い出」としました。

 「ドリッピング」や「吹き流し」、「デカルコマニー」といったモダンテクニックの技法を使用してコラージュの素材を作りました。その他にも、チラシや折り紙、包装紙等も使用し、切ったり貼ったりを繰り返しながら、思い思いの作品に仕上がりました。

 今回のコラージュ作品は、1月下旬頃に苓北町の如水館で開催予定の作品展にて展示します。是非見にきてください。

修学旅行

 中学部2・3年生は、10月24日(木)~25日(金)の1泊2日で修学旅行に行きました。天気が心配されましたが、2日間ともに雨は降らず、日程通りに行動することができました。

 1日目は、新幹線で熊本駅から博多駅に行き、マリンワールド「海の中道」を訪れました。たくさんの魚が泳ぐ姿や、イルカやアシカのショーを楽しみました。

 2日目は、ららぽーと福岡にある「キッザニア福岡」に行き、職業体験をしました。それぞれの生徒がファッションショーや歯科衛生士、宇宙飛行士等、様々な職業を体験することができました。

日頃はなかなかできない体験をする中で、時間を守ることや集団行動の大切さ、ルールやマナー、買い物の仕方等、多くのことを学ぶことができました。学校で丁寧に振り返りを行い、今後の生活につなげていきたいと思います。

職業・家庭科「職場体験・就職ガイダンス」

 

 10月の第1週は、職業・家庭科で「働くこと」について学び、職場体験を行いました。

 職業・家庭科Cグループは、「社会福祉法人 白い雲の会 かしの木学園(就労継続支援B型)」を訪問し、木札のひも通し作業やコースターの磨き作業を体験させていただきました。

 職業・家庭科A・Bグループは、「社会福祉法人 北斗会 苓南寮(就労継続支援B型)」 を訪問し、軍手の糸切り作業や陶芸体験(マグカップ作り)をさせていただきました。

 体験や見学を通して、挨拶をすることの大切さや報告の重要性、時間を意識した生活など、今日から実践できる「働くために必要な力」を学ぶことができました。

 10月3日(木)には、キャリアコンサルタントの堤内様をお招きし、「就職ガイダンス」を行いました。講習の中では、正しい立ち姿勢、正しい座り姿勢、正しい礼の仕方について学び、実践しました。自己紹介の仕方や聞き方のコツについても御指導いただきました。この1週間で学んだことを、これからの学校生活につなげ、意識して生活していきたいと思います。

本渡中学校との交流及び共同学習

 9月25日(水)に本渡中学校特別支援学級の生徒と交流及び共同学習を行いました。

 今回は、最初から各学年に分かれ、同級生同士で交流を深めました。それぞれの学校で用意してきたレクリエーションにチームで協力して取り組んだり、休憩時間に自由に会話を楽しんだりする様子が見られました。

 1年生は初めての交流、2,3年生は昨年も行った交流でした。どの学年も積極的に挨拶や会話を交わしており、楽しい時間を共有することができました。

保健体育(柔道)

 9月9日(月)の保健体育では、高等部から柔道経験者の先生をゲストティーチャーに招き、武道(柔道)について学びました。

今回の授業では、主に礼儀作法と受け身について学びました。「礼に始まり礼に終わる。」という武道の精神を教わり、実際に立礼、座礼の正しいやり方を学び、実践しました。

後半は、柔道着に着替え、受け身の練習をしました。また、数人の生徒は、ゲストティーチャーと組手の実践をすることもできました。今回の貴重な経験を生かし、日頃の挨拶や身の守り方等につなげていきたいと思います。

中学部水上安全教室

 7月17日(水)に、天草スタンドアップパドル協会の方をお招きし、水上安全教室を行いました。今年で3回目になる取組で、夏休み前に着衣泳やライフジャケットの使用方法等、水辺の安全に関わる知識や技能を、体験を通して身に付けることを目的にしています。

空のペットボトルを握って浮かぶ練習をしたり、ライフジャケットの正しい着用方法や浮き方を教えてもらったりしました。最後には、楽しみにしていたSUP体験です。大人7人乗りの大型のボードに乗り、笑顔溢れる貴重な体験となりました。

最初は不安で体に力が入っていた生徒たちも、今回の教室を通して、緊急時の水辺での対応の仕方を学び、安全に対する意識が高まりました。2学期に元気に登校することができるよう、安全な夏休みの過ごし方につなげてほしいと思います。

バス乗車体験

 7月5日(金)中学部1年生と中学部重複障がい学級1・2年生の生徒で、「公共交通乗り方教室」を実施しました。これは、天草市と産交バス株式会社の共催で実施している事業で、バスの利用の仕方やマナーについて体験的に学習するというものです。

 最初に、九州産交バスの方から公共交通機関の種類や天草を走っているバスについての説明を聞きました。天草市内を走っているバスは約50台もあるそうです。次に、実際の路線バスに乗り、本渡バスセンターまで出かけました。整理券を取ったり、降車ボタンを押したり、療育手帳を見せて運賃を支払ったりと、様々な体験をすることができ、公共交通機関への興味が深まったようです。この経験を生かし、公共交通機関を利用して出かけたり、通学や通勤で活用したりと、活動範囲を広げることにつなげてほしいと思います。

調理実習

 4月に苗を植え、手入れを続けてきた夏野菜が実り、収穫できるようになりました。7月の職業・家庭科では、収穫した夏野菜を使用し、調理実習を行いました。収穫した野菜は、ナス、ピーマン、ミニトマトの3種類です。

 職業・家庭のABグループでは、ピーマンの塩コショウ炒め、ピーマンのマヨネーズ和え、ナスの塩コショウ炒め、ナスのカレー揚げ、夏野菜のラタトゥイユの5種類の料理を、Cグループでは、夏野菜を使ったピザトーストを作りました。事前に手順や注意事項を確認し、安全に調理することができました。

自分たちで作った料理は喜びもひとしおだったようで、「これまでピーマンは苦手だったけど、今回の調理実習で好きになった。」という感想も聞かれました。家庭でも作りやすいレシピで実施していますので、家庭でも実践や手伝いへつなげてほしいと思います。

天草支援学校 中学部スポーツフェスティバル~つなぐ~

 6月22日(土)に「中学部スポーツフェスティバル~つなぐ~」を開催しました。生徒たちは、限られた練習時間ではありましたが、これまで一生懸命練習に取り組んできました。

 フェスティバル当日は、生徒一人一人がこれまでの成果を存分に発揮し、輝く姿を見せることができました。保護者の方との合同競技であるフラフープリレーやキャスターリレーでは、共に楽しい時間を過ごす中で、中学部全体の絆を深めることができたと思います。

 たくさんの御参加と応援、大変ありがとうございました。学んだことをこれからの学校生活につなげていきます。

高等部見学、交流

「高等部見学」

 5月30日(木)中学部1,2年生の生徒が、天草支援学校高等部校舎へ見学に行きました。普段見ることのない高等部の校舎を見て、「(小・中学部校舎より)広い。」「階段が高い。」等、それぞれに感じたことを口にしていました。また、高等部の作業学習見学では、先輩たちの「黙々と自分の作業に取り組む姿」や「進行状況を報告する姿」に、「かっこいい!」という感想をもったようです。

 その後の質疑応答では、主に作業学習や現場実習についての質問が多く出ていました。多くの学びがあり、今の自分を振り返る機会にもなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「高等部交流」

 同じ日に、中学部3年生は、高等部2年生との交流及び共同学習を行いました。高等部2年生が企画してくれたプログラムで、自己紹介やゲームに取り組みました。積極的に質問したり話し合いに参加したりして、交流を深めることができました。中学部の生徒も「お礼のことば」「感想発表」「プレゼント渡し」といった自分の役割を責任もって果たし、大変盛り上がった交流となりました。

 中学部3年生の生徒たちは、高等部に向けて期待が膨らんだようです。

 

外国語科「身の回りの英語」

 今回の外国語では、身の回りの物の名前や数字、色などを英語でどのように表現するのかを学習し、英語を使いながら簡単なゲームに取り組みました。また、ゲストティーチャーをお招きし、本物の英語の発音に触れながら学習することができました。「指定された色や物を見つける。」「見つけた物を友達や先生に英語で伝える。」というゲームを通して、友達や先生とやりとりをしながら、楽しく英語を学習する機会となりました。

生活単元学習「同じ学部の友達と仲良くなろう」

 中学部では、「同じ学部の友達と仲良くなろう」と題して、中学1年生の歓迎会を計画し、中学部2,3年生の生徒がそれぞれ役割分担をして準備を進めてきました。

 4月19日(金)の本番では、自己紹介やお楽しみゲーム(玉入れ)などの活動を通して、学部の友達と交流をしました。ゲーム中は、チームメイトの玉が入ると歓声が上がったり、お互いに応援し合ったりする姿が見られました。

 感想発表では、「友達と協力して玉入れをすることができた。」「みんなで一緒にゲームができて楽しかった。」等の感想が聞かれ、学年を越えて親睦を深めることができました。