R5年度「高等部の日々の様子」

　３月２日に高等部の卒業証書授与式を行いました。当日は、別れに涙する場面もある中、全員が立派に卒業証書を受け取ることができました。

　４月からは、新社会人としてそれぞれの道に進んでいきます。新しい場所で、チャレンジ精神を忘れずに頑張っていってほしいと思います。みなさん、御卒業おめでとうございます！

　本年度のマラソン大会は、高等部縦割り５グループによるリレーマラソン形式で実施しました。

　５つのグループでそれぞれタスキをつないでいき、１周２００ｍのコースを５０周（１０ｋｍ）完走するというルールで行いました。となるため、協力して合計５０ｋｍ（１０ｋｍ×５グループ）を完走し、全員で大きな目標を達成できるように走りました。体育の授業で取り組んだ持久力を発揮することができました。保護者の皆様には、たくさんのご声援ありがとうございました。

　2月16日、インクルージョンボールを納品するために天草高校野球部を訪れました。天草高校野球部の勝利を願い、高等部の生徒たち全員で一針一針に心を込めてボールを修繕しました。野球部の皆さんは、大変喜んでくれました。私たちは同じ天草の高校生として、これからもお互いに声援を送り合っていきたいと思います。

　1月30日（火）に生徒会役員選挙立会演説会及び投票を行いました。立会演説会では、各候補者や応援者が壇上に立ち、公約など熱い思いを投票者に訴えかけました。本校では、よりリアルな選挙場面を生徒に体験してもらうため、天草市役所から投票箱や投票記載台をお借りし、選挙を行っています。

　翌日には、新生徒会長（１人）新副会長（２人）新書記（２人）が選出されました。公約を実現できるよう、力を発揮してほしいと思います。

　天草拓心高校食品科学科1年生のみなさんと、本校高等部の「作業学習」を通じて交流しました。

　当日は22人が来校し、5つの作業班に分かれて日頃取り組んでいる活動を一緒に行いました。はじめはお互い表情が硬い様子でしたが、作業内容やコツを説明したり、実際に体験したりする中でたくさんの笑顔を見ることができました。作業の他にも様々な話題で会話することもできました。

　お互い同じ校舎内で学んでいますが、授業は別々なのでとても貴重な機会となりました。来月は本校高等部1年生が天草拓心高校食品科学科に出向き、一緒にお菓子作りを体験する予定です。当日を楽しみにしています。

 １２月２１日（木）、音楽の学習の成果を発表する「高等部発表会」を実施しました。１年生はボディパーカッション、２年生はトーンチャイムとハンドベルの演奏、３年生は編曲・作詞したクリスマスメドレーの合唱を、工夫を凝らして発表しました。練習の成果を発揮し、一人一人が最高のパフォーマンスを発揮することができました。

　昨年に引き続き、本年度も天草拓心高校から手作りの門松をいただきました。

　松の枝や南天の実などは、生徒たちでバランスや色合いを話し合いながら飾り付け、仕上げることができました。季節を感じる良い経験になりました。

　生徒昇降口の前に飾っています。ご来校の際には、ぜひご覧ください。

　12月１４日、１５日の2日間にわたって、熊本県特別支援学校技能検定（清掃）を実施しました。生徒たちは9月から約３か月間、昼休みや作業学習の時間を使って練習に取り組んできました。

　当日は、保護者の皆様の参観の中、緊張感を持って検定を行うことができました。普段と違った雰囲気の中でも集中力を切らさず、練習で身に付けた力を発揮していました。

　検定の結果は、認定証書が届き次第、生徒に伝える予定です。検定結果に拘わらず、検定を通して学んだことを、様々な場所で生かしてほしいと思います。

１２月３日～５日の３日間、高等部２年生が修学旅行に行きました。大阪や奈良について、ネットを中心に事前に調べ学習をしてきましたが、実際に肌で体験した感動は格別だったようで、みんな目を輝かせていました。一度しかない高校生活の中で、大切な仲間とかけがえのない思い出をつくることができました。

「令和６年度熊本県立天草支援学校高等部修学旅行」に係る見積について

　下記のとおり見積に付しますので、仕様書及び熊本県競争契約入札心得その他関係規定を承諾の上、見積書を提出してください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

１　見積に付する事項
　（１）業務名：「令和６年度熊本県立天草支援学校高等部修学旅行」

　（２）業務場所：天草市本渡町本戸馬場４９５　　　　　

２　契約条項を示す場所

熊本県立天草支援学校　高等部校舎　※随時受け付けています。
３　見積書提出の場所　　　　同上
４　見積書提出の日時　　　　令和６年１月１２日（金）午後５時まで
５　無効見積に関する事項　　熊本県競争入札契約心得に準ずる
６　契約締結の申し出期限　　同上
７　入札（見積）の宛名　　　熊本県立天草支援学校　　茶園　浩志

＊  仕様書　→　R6修学旅行仕様書.pdf

天草拓心高校生徒会の皆さんとの顔合わせ

１０月２４日（火）、天草拓心高校の生徒会のみなさんと顔合わせをしました。これからもっと両校での交流を増やしていこうということで、まずは生徒会のメンバー同士が自己紹介をしたり、天草拓心祭と天支フェスタに向けてチラシ配りについて打ち合わせをしたりしました。

看板設置

天草拓心高校より、体育館前に花壇を作っていただきました。花もきれいに咲き誇り、水やりを楽しみにしている生徒もいます。

生徒会で花壇の看板制作を担い、ひと文字ずつ丁寧に仕上げ、天草の海とイルカの絵や天草拓心高校のみなさんと手を取り合う姿をイメージした絵を描きました。

チラシ配り

１０月３１日（火）に天草拓心祭・天支フェスタに向けたチラシ配りをしました。天草拓心高校の生徒会のみなさんと協力して学校近隣へのポスティングをしました。地域の方へ直接手渡したりするなど、地域の方とも関わることができました。

　１０月２６日（木）総合的な探究の時間で、新和町にある竜洞山みどりの村キャンプ場へ行きました。事前学習では、各クラスで調べ学習を通してクイズを考えたり、レクリエーションについて話し合ったりと、みんなで気持ちを高め合いました。

　現地では、生地を伸ばしてトッピングをした焼きたてのピザを食べたり、焼く順番を工夫しながらBBQをしたりして、野外調理と食事を楽しみました。バス内でのクイズ大会、各クラスでのレクリエーションも盛り上がり、笑顔あふれる一日となりました。

　１０月１６日～２７日の２週間、高等部１・２年生の現場実習を実施しました。卒業後の進路を決めるに当たって、たくさん悩み、葛藤しながらも、今まで培ってきた力を十分に発揮し、将来の自立に向けて主体的に取り組みました。

　１０月１５日（日）、国際文化交流会館ポルトにて天草本渡地区の県立学校【天草支援学校・天草工業高校・天草高校・天草拓心高校（本渡校舎・マリン校舎）】の4校が集まり、標記タイトルのイベントを開催しました。各学校の魅力発信として特色のある取組を紹介したり、実習製品を販売したりしました。

　本校高等部は作業製品の展示コーナーと、窯業の絵付け体験コーナーを開設しました。3年生生徒会メンバーやボランティアの生徒たちが協力し合って接客対応し、現場は大盛況。用意していた30枚の小皿の絵付けは、2時間で終了しました。とても良い経験となりました。

　令和5年11月11日（土）、以下の天支フェスタチラシ※の内容で開催します。日頃の学習の成果をぜひご覧ください。なお、当日は天草拓心祭と同時開催です。

　天草拓心高校体育館において、「創立50周年記念スポーツフェスティバル」を開催しました。

競技は3種目で、各学年対抗で競いました。競技前には円陣を組んで気合いを入れるなど、日頃見られない姿をたくさん見ることができました。最後の種目は保護者チームにも参加いただき、たくさんの笑顔が見られた一日でした。最後に参加者全員で創立50周年の記念写真も撮ることができ、良い思い出となりました。

　高等部1年生が天草青年の家において校外学習（総合的な探究の時間）を行いました。メインの活動は「ペーロン漕艇」です。当日は天気、海況ともに良好でした。青年の家職員さんの丁寧な事前指導を受けた後、２班に分かれて乗船しました。

　櫂を動かすタイミングをそろえるのが難しそうでしたが、掛け声に合わせて漕いだ時は明らかにスピードが上がることを体感できました。「協力することの良さ」を体で感じることができました。この経験をこれからの生活に生かしたいと思います。

　社会の授業で天草市役所に校外学習に行きました。市役所内の見学をしたり、各種申請書の書き方や、マイナンバーカードの利用の仕方などを学んだりしました。

　市長さんともお話しすることができ、とても印象に残る学習となりました。

　夏の高校野球熊本大会開幕前に合わせ、天草工業高校野球部へインクルージョンボールを納品に行きました。

　高等部代表として出向いた生徒会役員の３年生3人は、現地でしっかりと役割を果たすことができました。とっても頼もしかったです。野球部の皆さんをはじめ、顧問の先生方もとても喜んでくださいました。最後の記念写真撮影は、全員で撮ることができました。とても貴重な経験となりました。

　6月5日（月）から6月１６日（金）の10日間、現場実習を実施しました。実習先の方々から「頑張っていますよ！」、「とってもいい子です！」、「笑顔がいいですね！」などの言葉をいただき、充実した作業経験ができました。事後学習では、実習での学びや気付きを整理し、卒業後の生活をイメージしながら、今後の目標を立てることができました。今回の経験を次回の現場実習に生かして、更に頑張ってほしいと思います。