5月 前期生徒総会
6月 県定通体育大会
7月 校内生活体験発表会
8月 前期視聴報告締切、前期考査、(定通総体全国大会)
9月 前期卒業式
10月 後期入学式、校内文化発表会、県定通文化大会
11月 人権教育講演会、クラスマッチ
12月 避難訓練
2月 後期視聴報告締切、後期考査
3月 卒業式、終業式、受講指導
入学式 スクーリング風景 県定通体育大会
校内生活体験発表会 文化発表会 クラスマッチ
後期卒業証書授与式 卒業式後HRにて 終業式
通信制機関誌「図南」(となん)卒業特集号より抜粋
私はこの高校に入学する前、通信制の学校に少し偏見を持っていました。そして、自分がやっていけるのか不安でした。しかし、実際にこの湧心館高校に通ってみると、偏見を持っていた自分が恥ずかしいと思うほど良い学校でした。そして、不安も吹っ飛ぶくらいの素敵な友達ができました。通信制の高校は、他の高校より通学する回数が少ないため、数少ない授業を真面目に受ける人がたくさんいます。私は見た目や学校で人を判断してはいけないということを学びました。先生も友達も授業で会う人も、いい人ばかりで、とても充実した楽しい一年でした。一年だけでしたが、この湧心館高校に通えてよかったです。一年間たくさんのいい思い出をありがとうございました。
私は、この学校に入るまで通信制は楽だと思っていました。しかし、実際に入ってみると、ほとんど自分一人で勉強しなければならないし、レポート提出の期限があり、思っていた以上に大変でした。仕事が忙しくなれば、なかなか両立もできませんでした。
学校に来れない時があったり、レポートの期限内提出ができない時もありましたが、この学校に入って、「自己管理」の大切さを学びました。ここで学んだことを、普段の生活でも大事にしていきたいと思います。
私は、湧心館に入学してたくさんのことを学びました。ひとつ目は、「自学学習」の大切さです。学校での勉強は時間が限られています。家できちんとレポートをして、学習をすすめていかないと、学校の授業についていけないと思いました。次は、友達との関係です。学校では月に4回ぐらいしか会わないので、短い時間のなかでたくさんの話をして、いい関係を作っていくことが大切だと分かりました。この学校でできた友達は、ずっと仲のいい友達でいたいです。湧心館高校の通信制でよかったと思います。
全日制の学校を2年生の末で中退して10年以上が経ち、2人いる子どもは中学生になりました。あと数年もしたら、この子達に学歴を超えられてしまうのかと思うと悔しいと考えていた時に、この通信制を知りました。正直、通信制なんて楽勝だろうと思っていましたが、全く違いました。レポートは同日締め切りが何枚もあり、計画的に学習することの難しさを実感しました。30代の私にとって、圧倒的に若い皆さんと過ごしたこの1年は、とても楽しく貴重な経験となりました。最後に、私に関わっていただいた先生方、クラスメイトのみんな、ありがとう。
私は、昔から学校が大嫌いでした。勉強も運動も人付き合いも全部苦手で、他人のようにできない自分も大嫌いでした。しかし、中学頃になると、そんな気持ちを隠すように、いろんな事を頑張るようになりました。そして、調理科のある高校に進学しました。毎日、大量の専門の勉強に加え、調理の練習にバイト、クラブ活動など、忙しなく時間が過ぎていきました。一見、とても充実した生活のように思えますが、私の心は次第に疲弊していきました。その頃の私は、自分の本心を完全に無視し、他人がやっているからやらないといけない、こういう自分が求められていると、当たり前や他人の目をとても気にして生きていました。そんなある日、チグハグだった心は悲鳴を上げ、日常生活を送ることが困難になり、しばらくして、約2年通った高校を辞めました。うつ病と診断されたのです。家族との関係にも悩んでいた私は、高校のことで更に悩み、毎日死ぬことばかり考えていました。しかし、他人と会わず、外に出なくなった私を、祖母や担任の先生は、見捨てず支えてくれました。そして、湧心館高校の通信制に通うことになりました。最初は、どうせまた辞めるだろうと思っていたけど、たくさんの人に支えてもらい、卒業まで辿り着きました。通信制では、マイペースに学習することができるので、心に余裕ができ、自分を見つめ直すことができました。当たり前や他人の目に囚われ過ぎず、自己否定をやめ、前に進むことができるようになりました。ここで出会った人や頑張ったことは、私の糧となり、一生の宝です。最後に、私と同じように悩む人たちへエールを送ります。どんなに時間がかかっても、やることに意味があります。時には休憩をはさみながら、諦めずに頑張ってください。
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管理責任者 校長 水野 保彦
運用担当者 教諭 田川 伸一