湧心館高校定時制
2016年8月の記事一覧
いよいよ 始まりました!
熊本地震の影響で例年より夏休みが短くなり、8月25日(木)に学校が始まりました。
最近の厳しい暑さにも負けず登校してきた生徒達。ニコニコしていました。
大掃除・LHRそして生徒集会と続き、課題テストで下校しました。
いよいよ明日から、また楽しく頑張りましょう!
生徒集会では、副校長訓話で以下の話をしていただきました。
リオオリンピックで日本は過去最高のメダル数でしたが、みんなは、スポーツにどう関心を持ち、どういう場面で感動したでしょうか。 私が感動したのは男子400メートルリレーです。ちょっと昔は決勝に出ることさえ珍しかったのですが、リオでは4走者にバトンが渡ったときは1位だったのです。 日本がすごい!と思ったことは、ドーピング問題で、日本選手でひっかかった人はいないことです。誇りに思います。コツコツと練習して強くなっていく日本人、銀メダルをとっても「すみません」と謝る国はありません。 それから、印象に残るのは、内村選手が最終種目の床に臨んだとき、「最終的には自分らしく、いままでやってきたことが出せれば」と思ったと語っていたことです。目標をもって努力し、目標を達成するとき精一杯やればいいのではないかと思いました。 シンクロの井村監督は「だいたいこの程度のことをやれば、これくらいになるというのはわかる。最後まで選手がついてくるかどうかです」と言われています。昔ならみんなついてきたのに、現在はメンバーに選ばれても辞退する人がいるそうです。みんながその時に、越えられるか越えられないかのところで参考になると思います。人は感動でしかかわらないとも言われます。 さあ学校が再開します。気持ちを切り替えて、これからを過ごしていってほしい。 |
各部連絡
<教務部>
「0.5%」と聞いて何を思いますか? 4年間、1日4時間、1年間200日として、この学校で3200時間の学ぶ時間です。人生80年フルに生きたとして70万800時間です。この4年間の時間が人生の中での0.5%なのです。99.5%は高校生以外の時間です。だから、1%にも満たない0.5%の時間はとても希少な価値ある時間です。学校は学びの場です。今後の人生の良し悪しを判断するための訓練、頭を使って考える時間です。ぜひ、「0.5%」の時間を大切にしてください。 |
<進路指導部>
仕事をしている人は、4月の段階で6割です。していない人はいろんな事情がありますが、仕事をはじめようとしている人をサポートする体制をつくりました。仕事をする人が一人でも増えたらいいと思います。 仕事をして、お金が得られる、いろんな人とコミュニケーションがとれるようになる、挨拶や礼儀など社会常識がわかると多くの利点がありますが、仕事をして身内以外の人に認められることにより「自分に自信がつき、人間性が向上する」ことが最も大きな利点だと思います。仕事と学校(学ぶ事)は自動車の両輪です。ぜひ相談してください。 |
<保健部>
今年度は、性に関する教育の充実を目指しています。最近気になる両極端な事が2つありました。強姦致傷罪に問われた俳優の事件とオリンピックでLGBT(性的少数者)を表明して参加した選手が50人以上と増えた事の2つです。「多様性」いろんな価値観を認めあうことをうたったリオ五輪。次のことをみんなも考えてほしいと思います。 ○人に思いやりを持って接することができていますか? ○責任を持った性行動がとれていますか? ○自分のまわりの人を本当の意味で大切にできていますか? |
<生徒指導部>
このオリンピックで柔道の活躍は素晴らしかったですね。どの競技も厳しい叱咤激励の中で練習をしています。柔道も前回のオリンピックまではそうでした。今回の井上監督は、一切選手を叱咤激励せず、選手の自主性を重んじて大会に臨みました。そこには、自主性だけではなく、選手の高い目標があったからいい結果になったのだと思います。 みんなも、「卒業」という目標に向かって、自主性を持ち、自分自身への規制をもって生活していってほしい。 |
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 水野 保彦
運用担当者 教諭 田川 伸一