令和3年度 LHR 進路講演会

10月7日(木)LHR時に全学年を対象に、進路講演会を実施しました。
2018年度に卒業した3人の先輩方をお招きし、オンラインでの講演となりました。
どのクラスも一生懸命に聴き、メモを取っていたようです。講演の内容を一部お伝えします。

 

○「高校を卒業後、進学し、就職しました。現在は朝8:00頃に出社し、帰宅は19:00頃です。以前は売り手市場でしたが、私が就職する時は変わっていて、苦労しました。新型コロナウイルスの影響も大きく、内定をもらった企業から取り消しになった友人もいます。
 進路選択は早いうちに行った方がよいと思います。また自分の人生は自己責任です。そして目標を持って生活を送ってください。やった分はきちんと成果になって返ってくるし、やらなければ自分が困るだけです。楽をすればその分、後から苦労することになると思います。学生時代の今、何もできない人は、今後もできないと思います。目標を持って楽しみ、悔いのない高校生活を送ってください。社会人は大変だけれど、それなりに楽しいですよ!」(プログラマーとして活躍されている卒業生より)

○「今、美容師として仕事をしています。お客様のシャンプーや掃除、カラーリングの準備をしています。実際に仕事をやってみると、お客様の気持ちが分かります。人と会話することの大事さを実感しています。皆さんも友人と話す時間を増やしてみてください。
僕は、高校時代は無難な生き方をしていたと思うので、今考えると、もったいない生活だったと思います。挑戦することは怖いし、勇気がいることだけれどやった方がいいです。社会人には何かをする時間がありません。専門学校で挑戦することに決めて、カット賞をもらえるまでになりました。皆さんには、高校生の今、挑戦する勇気と大事さに気づいて欲しいと思います。今はコロナウィルスの影響で、いろいろなことが制限されている時ですが、これを乗り越えたら、きっと明るい未来が待っていると思いますので、皆で乗り越えて行きましょう。」(美容師として活躍されている卒業生より)

○「高校在学中は、情報処理科だったので検定の取得を目指して生活していました。また漢検や英検などの勉強もしていました。高校卒業後は公務員の学校に通い、月曜から土曜まで、朝9:00頃から夜9:00頃まで毎日勉強していました。週末は模擬試験を受け、本番に備えました。
今は公務員になり、税に関する仕事を行っています。高校時代に大事にしていたことは何事にも挑戦することです。学校に毎日行くのはもちろん、ボランティアなどにも参加しました。自分がやってきたことを面接にいかすことが大事です。面接官が聞きたいことは検定を取るまでの姿勢や過程だと思います。
公務員は、一般的に言われる通りこのような状況でも安定した仕事です。公務員になりたいと思う人がいれば、しっかり勉強して公務員を目指してみてください」(公務員として活躍されている卒業生より)

 

生徒の皆さんも、この講演会をきっかけに自分の進路を考え行動していってください。