日誌

食育講演会「生徒の感想」を少しだけ

11月27日(金)に実施された食育講演会の生徒の感想をいただきました。
 

・水俣病で食まで否定され、辛いことがあったにもかかわらず、諦めずに続けられることがすごいと思いました。

・今まで何も考えずに出されたものを食べていたので、これからはすべての食べ物に感謝して食べたいと思いました。また、お米つくりをしているおじいちゃんの仕事をこれからは毎年手伝いをしようと思いました。

・「水俣」に対する意識が大きく変わりました。澤井さんが真剣に食に取り組む姿がよく伝わりました。「食で病になったとだけん、食でなおすとたい」の言葉がとても印象に残りました。水俣の人たちの真剣な農業に対する強い思いが心に届きました。

・自分は水俣で小学校2年生まで過ごしてきて、水俣は空気もきれいで食べ物もおいしいことも知っています。こんなふうに水俣のことを広めて、イメージを変えていこうとすることが大事なことだと思いました。

・日本は本当に豊かな国なんだと思いました。外国では満足に食事もできないで必死に生きている人がたくさんいるのに、日本では売り切れなければ廃棄する。もったいないし環境にも悪いと思いました。私も「水俣」と聞くとまっさきに水俣病を思いうかべてしまいます。マイナスのイメージが強かったのですが、今回の講演を聞いて新鮮でおいしい食材がたくさんあることを知り、これからは水俣産のものも積極的に買っていこうと思いました。

・澤井さんの話を聞いて、食に対する考え方を改めるべきだと思いました。おじが米農家をしているので使命感のようなものを感じました。澤井さんの人柄、地域に対する想いも感じとれた気がします。「食と命」このテーマは他人事ではいけないものだと思いました。

・野菜を育てている人、自然からとるものを出している人、そういった人から食材を直接受け取りに行き、必要な人に届けることで、人と人とのつながりができるということがわかりました。