機械科1年工場見学

 3月4日(金)に機械科1年生は工場見学に行ってきました。まず最初に、八代外港にあるヤマハ熊本プロダクツ株式会社(以下、ヤマハ)に行きました。ここでは、船外機と呼ばれる、船の外に付けて推進力を得るプロペラ一体型のエンジンを生産していました。この船外機の世界シェアは、ヤマハが40%を占めているということで、生徒も地元にこんなに大きい規模の会社があるのかと驚いていました。また、工場見学ではエンジンのシリンダブロックを磨いている様子や、組立の様子を見ることができました。

次に昼休憩を挟んで、上益城郡益城町にある井関熊本製造所(以下、井関)に行きました。ここでは最初に、井関の歴史や歴代最強と呼ばれているコンバインHJ6123(通称Japan)が展示してあるISEKI Dream Galleryで写真撮影を行いました。次に会社説明を聞いたのですが、最近は「農業女子プロジェクト」という名で、女性にも積極的に農業に参加してもらいたいということで、クッション性を高くしたシートや大きな日よけをつけたりしたトラクタ(通称しろプチ)を生産しているといった情報を聞くことができました。また、工場見学では鋼板がプレスされて所要の形になったり、溶接などを経て農機が完成する様子を見学できました。

今回、溶接や工場のライン作業など働く人たちの姿を見て、就職活動の意識が少し芽生えたと思います。是非、今後の進路決定に活用してもらいたいと思います。
≪ヤマハ熊本プロダクツ株式会社での見学の様子≫
 
機械科1年A組                            機械科1年B組

 
<左>会社紹介のDVDを鑑賞中。
<右>質疑応答の時間で質問している生徒の様子。



≪株式会社井関熊本製造所の見学の様子≫
 
機械科1年A組                            機械科1年B組

 
<左>ヤマハもですが、工場内見学の際に説明が全員に届くように、無線を準備していただきました。
<右>リニューアルした農業機械や井関の歴史がわかるISEKI Dream Gallery KUMAMOTOでタブレットを用いて学習している様子