生徒研究発表会
令和3年11月10日に熊本大学百周年記念会館で生徒研究発表会がありました。
県内工業高校10校が13分以内という制限時間内で発表を競いました。本校は工業化学科から出場し、工業化学科3年生6名が発表しました。タイトルは「竹からバイオエタノール~糖化方法を探る~」です。
整備されずに放置された竹林が、周囲の森林へ侵入・拡大を続けており、大きな問題となっています。成長が早いからこそ、荒れ放題になっている光景を目にします。放置竹林の竹の根は周囲へと侵出し、そこに生育する樹木の健全な成長を阻害します。また、多くの植物は竹より背が低いために陽光を遮られ、やがて枯れていきます。放置竹林の拡大を防止すること、伐採した竹を資源として有効活用することが重要な課題となっています。竹の再利用するための研究を行いました。
まだ研究はスタートしたばかりですので、これからいろいろな興味を持たれる企業、学校等と連携してやっていければと考えています。