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【図書委員会】生徒図書委員研修会に参加してきました!
2023年7月18日(火)熊本県立玉名工業高等学校(図書館、視聴覚室)にて、
令和5年度荒尾・玉名地区生徒図書委員研修会が終日開催されました。
荒尾・玉名地区の県立・私立高校6校の図書委員が約20名が参加。
岱志高校から図書委員3名が参加しました。
トップバッターで図書委員会活動報告。
他校の活動内容に質問する委員長。本校でもできそうな取り組みのヒントになりました!
研修Ⅰ:『行きたくなる図書館とは?~理想の図書館、夢の図書館~』
3つのグループに分かれ、「行きたくなる図書館」「使いたくなる図書館」を考えます。
こういう図書館だったらいいと思う理想の図書館や夢の図書館を付箋に書き、広用紙にまとめます。
現実的、非現実的なものでもOK!どんどん意見を出していきます。
各自の考え(付箋)を広用紙に貼りだし、内容ごとのまとまりにします。
イラストはお手のもの。
各グループの発表と質疑応答。
研修Ⅱ:講演『ジブリ作品の物語構造~「千と千尋の神隠し」を題材に~』
講師 尚絅大学・尚絅大学短期大学部 畠山 真一 教授
スタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』を”表層論的思考”で分析。
・”目(め)”の多用さ
・トンネルや石像の存在
・壊れている、針がない時計
・”6”番目の駅
・なぜ油屋で働いているのは”カエル”なのか
・カオナシとは何者か
・仏教用語の存在 など。
数多くのキーワードや着眼点により、この物語にたくさんの視点や考察が生まれます。
アニメーションには必ず「設定」があるということ。開けたお菓子の箱、端に映り込むランドセル、服装(半袖や色)など、何気ないシーンが潜在意識に呼びかける何かがあることを知ります。
講演後、講師の方に質問をする委員長。
閉会。
実は、来年度研修会の当番校である岱志高校。
次年度開催校として、委員長が挨拶をしました。
荒尾・玉名地区の図書委員が集まり意見を交換し、大変充実した研修会でした。
開催校の玉名工業高校の図書委員のみなさん、準備や会の運営ありがとうございました。
おまけ
玉工図書館入り口には、“トトロ”がいました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!