美術工芸コースブログ
生徒理解のための職員研修「陶芸教室」開催!
本校美術工芸コースの工芸棟には、電動ロクロが20基もあります。高校では大変珍しい充実した設備です。
美術コースではなく、美術”工芸”コースなのは、地元荒尾玉名地区に伝統工芸「小代焼」窯元がたくさんあるからです。
授業でも陶芸があります。講師として松風焼野田窯の野田義昭先生に来てもらい、授業をしてもらっています。
プロの陶芸家が授業をするのです。生徒はめきめき上達していきます。
そんな美術工芸コースのことを、コース外の先生方にも知っていただくために、毎年この時期に職員を対象とした「陶芸教室」を開いています。
今年度は10月2日に開催しました。全日制、定時制あわせて、10人の先生方にご参加いただきました。
毎年参加される先生も、今年初めてだという先生も、毎日の慌ただしさを忘れて、夢中になって制作されていました。
その様子をご紹介します!
これからスタートです!
まず野田先生がお手本を示してくださいました。
魔法のように、するすると器ができあがっていきます。
見ていると、本当に簡単に見えます。
自分でやってみると、難しい難しい。見るのとするのでは大違いです。
でもみなさん、野田先生の手をお借りしながら、なんとか形になっていきました!
コーヒーカップかな?ビールジョッキかな?ご飯のお椀かな?
いろんなことを想像すると、作るのも楽しくなります。
校長先生、教頭先生も出張先から駆けつけて、制作されました。
作ったものの中から2点ずつ、焼き上げるものを選びました。
なかなか良い作品ができあがったようです。
高台削りや釉薬がけは、野田先生がしてくださいます。
焼き上がりが、本当に楽しみですね。
美術工芸コースの生徒たちが、何を学んでいるのか、この体験を通して、よく理解していただけたものと思います。
先生方、これからも応援よろしくお願いします!