令和2年度 高等部
卒業式
3月12日(金)に卒業式を行いました。今年度の卒業生は、高等部の4名です。新型コロナ感染症予防のため、参加人数を制限しての卒業式でしたが、卒業生入場は保護者が見守る中、元気よく堂々としていました。卒業証書授与では、校長先生から証書を受け取ると、生徒たちはとても嬉しそうにしていました。送ることばでは、在校生からのビデオメッセージが流され、卒業生は真剣にスクリーンを見ていました。お別れのことばでは、高等部3年間の思い出や頑張ったこと、感謝の思いを発表しました。生徒たちは、みんな晴れやかな表情で式を終えることができました。ご卒業おめでとうございます。
天草拓心高校マリン校舎のみなさんに年賀状を書こう!
1月26日から3日間、交流及び共同学習として、年明けに年賀状をくれた交流相手校のみなさんに年賀状を書く活動をしました。届いた年賀状の「交流できて楽しかったです」「また会える日を楽しみにしています」などのメッセージを読み、笑顔になる様子が見られました。そして交流のときの写真を見て思い出を振り返りながら、自分で使いたい色や材料を選び、スタンプやぬり絵、ステンシルなど、それぞれの得意な方法で個性のある年賀状を書くことができました。
人権学習「自分の好きなことや頑張っていることを友達に伝えよう」
12月9日(水)に高等部で人権学習に取り組みました。生徒が1人ずつ前に出て、個別学習で頑張っていることや好きなことを発表しました。訪問教育生は動画で紹介をしました。発表した生徒は、友達の温かい声援で張り切ったり、発表を終えて満足げな表情を浮かべたりしていました。発表を終えて、より自分に自信を持てたのではないかと思います。また、友達の発表を見聞きしながら、友達の良いところを見つけることができたように思います。
「We Love 苓北」(11月)
11月16日(月)から20日(金)まで、高等部では生活単元学習「We Love 苓北」に取り組みました。自分の住んでいる地域の様子を知ろうと、オンラインで地域の方の話を聞いたり、お仕事の様子を見たり、特産品に触れたりすることを通して、苓北町の産業(農業、窯業、商業)について学習しました。
農業では、レタス農家の方と中継をつなぎ、実際にレタスの苗や収穫の様子を見たり、農家の方に質問したりすることができました。また、生徒一人一人レタスを準備し、実際に手で触ったり、香りを嗅いだり、味覚体験をしたりすることで、苓北町の特産品を知ることができました。
窯業では、内田皿山焼の方と中継をつなぎました。作業場所の紹介や実際に作業する様子を見たり、職員の方に質問したりすることで、皿やコップ等の製品ができるまでの工程を知ることができました。生徒は、皿やコップ等の実物に触れたり水を注いだり、材料となる石や粘土を触ったりして、地域でこのような製品が作られていることを知ることができました。
商業では、「海の見えるカフェひかり」と中継をつなぎ、店内の様子や販売している商品を見たり、店長さんに質問したりして、地域の商店について知ることができました。また、販売商品のことを五感で感じて知ることができるよう、味覚体験も行いました。人気商品のシュークリームは生徒に大好評で、皆、笑顔で美味しそうに食べていました。
御協力いただいた地域の方々に感謝し、今回の学習で学んだことを今後の学習に活かしたいと思います。
★動画はこちら
生活単元学習「レッツエンジョイサイエンス」
11月11日(水)と12日(木)に、高等部では生活単元学習「レッツエンジョイサイエンス」に取り組みました。1日目は、生き物や植物について学習し、ケースに入ったバッタの体のつくりを虫眼鏡で見たり、秋の落ち葉に触れたり葉脈を写し取ったりして観察をしました。間近で見る昆虫に驚いたり、いろいろな葉っぱに触れて形の違いを感じたりしながら学習しました。
2日目は、電気について学習し、電池を使って豆電球を点灯させたり、電気を通す物や通さない物を調べたりしました。生徒たちは、試行錯誤しながら、電池ボックスに電池を入れる方向を考えながら入れたり、身の回りの物が電気を通すかどうかを調べたりしました。
「天草拓心高校マリン校舎2年生のみなさんと交流しよう!」
10月16日(金)に天草拓心高校マリン校舎2年生とオンラインを活用した交流及び共同学習を実施しました。天草拓心高校マリン校舎の生徒が苓北支援学校の生徒に向けて製作した、ボールが転がった場所によって得点が入る手作りのゲームを使い、3つの合同チームに分かれて対戦しました。苓北支援学校の生徒は自分の得意な動きでボールを転がし、ゲームの得点を取りました。画面越しにマリン校舎の生徒の応援を受けて、笑顔で張り切って取り組むことができました。
分散登校のため、その時間には登校していなかった生徒については、事前に撮影した写真を使ってゲームに取り組む様子を伝えました。
オンラインでの交流及び共同学習となりましたが、チームごとに力を合わせて取り組み、交流を深めることができました。
総合的な学習の時間「天草拓心高校マリン校舎1・3年生のみなさんと交流しよう」
9月14日(月)に天草拓心高校マリン校舎1・3年生とオンラインを活用した交流及び共同学習を実施しました。最初にお互いに自己紹介をしましたが、苓北支援学校の生徒は教材を操作するなど自分の得意な動きを生かして取り組んでいる日頃の学習の様子を紹介しました。マリン校舎の生徒が作った道具を使って質問する時間を設けましたが、笑顔で発表したり、顔を上げてマリン校舎の生徒が話す様子を観たり、楽しく活動することができました。
分散登校のため、その時間には登校していなかった生徒もいましたが、事前に録画したVTRをとおして交流しました。
オンラインでの交流及び共同学習となりましたが、お互いを知る貴重な機会になりました。
生活単元学習「レッツ エンジョイ サイエンス」
9月1日~4日まで、生活単元学習「レッツ エンジョイ サイエンス」の中で風やゴムの性質について実験を通して学習しました。風の実験では、穴を開けた段ボールを叩いて的を倒したり、ドライヤーでピンポン球を浮かせたりしながら、風の力を感じました。また、ゴムの実験では、ゴムが戻ろうとする性質を利用して紙コップを動かしたり、ゴムの太さや長さ、本数を変えて紙飛行機を飛ばしたりしながら、ゴムの性質を学習しました。
ALTとの授業
高等部の在宅訪問生がALTの先生と一緒に授業を行いました。オンラインで自宅と本校とをつないで、本校にいる先生も一緒に授業をしました。授業では、英語で簡単なあいさつ等を行ったり、互いに自己紹介を行ったりしました。また、ALTの先生の出身国(トリニダード・トバコ)にちなんだクイズに取り組み、最後はトリニダード・トバコが発祥の楽器である“スチールパン”を使った演奏を聴きました。
2学期スタート
2学期の授業が始まりました。1学期に引き続き仮教室(はまゆう療育園大会議室)の授業では、感染予防のため、生徒同士の距離をとり、パーテーションで仕切って授業を行っています。また、本校にいる教師ともオンラインでつないで、一緒に授業に取り組んでいます。写真は高等部の科学を題材にした授業で、教師が風の力によってどんな現象が起きるのかをオンラインで生徒に伝えているところです。