学校生活

各種犯罪被害防止講演会

7月14日(金)に、各種犯罪被害防止講演会が行われました。

本校もいよいよ来週末から夏休みに入りますが、長きにわたる休暇中に生徒たちが被害者・加害者とならないよう、この時期に各種犯罪やその防止について考える機会を設けました。

今年度も講師として水俣警察署の方にお越しいただき、薬物乱用による悪影響やSNSの適切な使い方についてお話をしていただきました。

 

薬物乱用に関して、大学生活の中のふとしたきっかけから薬物に手を染めてしまった学生の悲劇が描かれたドラマを視聴しました。

1gあたり数万円とも言われる薬物には、「大金を払ってでもまた使いたい」と思わせてしまうほどの強い依存性があり、その恐ろしさがリアルに伝わるドラマでした。

また、SNSが普及している現代では、それが薬物であるとは気付かないような巧妙な手口で販売されているケースもあるようで、講師の方が実際の手口や薬物の写真・標本等を用いながら身近に潜む危険性についてわかりやすく説明してくださいました。

  

  

 

SNSに関しては、「誰もが被害者にも加害者にもなり得ることを念頭において使用しなければならない」というお話がありました。

何気なくアップロードした情報から身元の特定や犯罪被害につながるケースや、たとえ悪意がなくても誰かを傷つけたり命を奪ったりしてしまうケースがあるなど、SNSは使い方一つで自分自身を苦しめる可能性があるということを確認しました。

そういったSNSのもつ特性を学び、今一度自分自身のSNSの使い方について振り返る機会とすることができました。

 

今回の講演会を通じて、生徒たちは改めて自分の生活を見つめ直すことができました。もちろん今年の夏休みだけでなく、自分の一生までも壊してしまわぬよう、常日頃から今回学んだことを意識していきましょう。