学校生活

防災訓練

11月25日(金)に、防災訓練が行われました。

今年度も水俣消防署の方々にご協力いただき、さまざまな見学や体験をすることができました。

内容は、消防署内や緊急車両の見学と、心肺蘇生の練習の2つでした。

 

 消防署内・緊急車両見学では、この機会にしか見ることのできないものをたくさん見ることができました。

まずは訓練施設や生活スペースなどを見学し、消防士の方々が署内でどのように過ごされているのかを知ることができました。

      

奥へ進むと司令室があり、たくさんのモニターが並んでいる様子に生徒たちは興味津々でした。

          

ここでは、消防署に通報があってから出動するまでの流れを教えてくださり、火事や救急の際に短時間で駆けつけてくださることのありがたみを感じました。

 外へ出ると、緊急車両が立ち並んでおり、まさに大迫力の景色でした。

      

1つ1つの車両について、どの場面で活躍するのか、何のための装備かなどを丁寧に教えていただきました。

 最後に消防士の方が防火服の着装を実演してくださったのですが、重装備にもかかわらず、かかった時間はわずか1分未満・・・!驚きと感動を覚えました。

生徒たちも防火服を実際に着させてもらい、その重さや動作の大変さを味わいました。

       

 

心肺蘇生の練習では、急病人を発見したときにとるべき行動について教えていただきました。

まずはビデオを視聴し、心肺蘇生が命を取り留めることができるということ、勇気ある行動が一人の命を救えるということを学びました。

このことを踏まえ、実際に目の前で人が倒れていたらどうすればよいのかについて、人形やAEDを使った練習を行いました。

通報から救急車の到着まで平均8分程度かかるとのことで、その間は心臓マッサージをし続けなければなりません。

    

今回は練習ということで2分間の心臓マッサージをやってみましたが、生徒たちはとても疲れた様子。

「こんなに大変なんだ」と初めて知ることができたうえに、その行動こそが人命救助の第一歩であるということを、生徒たちは身をもって体感することができました。

 

今回の防災訓練を通して、いつも私たちの安全を守ってくださる消防士の方々に感謝の気持ちをもつとともに、いざというときには自分自身も行動を起こすことで命を守ることができるということを学びました。

勇気ある行動で自分の命・まわりの命を守るためにも、今回学んだことを日常生活でしっかり活かしてもらいたいと思います。