学校生活

商業科商品開発「ミニタルト(創作スウィーツ)試作実習会」

3月19日(火)は、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータ様のご協力のもと、商業科商品開発「ミニタルト(創作スウィーツ)試作実習会」が、同所で実施されました。

 

去る2月21日(水)に、この企画の検討会が本校多目的室で実施されましたが、そこで生徒から提案されたプレゼンや、それと関連して生徒から出た意見及びプロからのアドバイス、さらにはプロの助言を受けながら行った調べ学習の内容を、総括的なイメージとして作り上げた仮の商品を試作してみるというものです。

まずは、今回の講師の先生方の紹介です。道の駅みなまたの館長様及びシェフの方々です。その後、参加生徒の自己紹介です。今回は、2年生4名が参加させていただきました。

 

前回の検討会からおよそ一か月。この間にも、道の駅みなまたの館長様及びシェフの皆様は、通常の営業がある中、時間を捻出してこのコラボ企画のための研究及び下準備をしてこられていたのです。まずは、そのプロ段階での試作過程における所感からお話をしていただきます。生徒は、真剣にメモをとっています。

そして、いよいよ試作実習です。

 

まずは、入念に手を洗います。

 

こちらの素材は、あらかじめシェフの皆様が準備してくださっていたものです。

生徒の提案に合わせて、水俣茶タルトの素材をこしらえてくださっていました。

 こちらの素材は、プリンタルトの素材になります。

 水俣茶及びプリンの両方をお皿に乗せ、各々、合いそうな具材をチョイスしてタルト生地に乗せていきます。

 

タルトを小さく切ると、具材を小分けして乗せやすく、味見したときに区別がつきやすくなります。

 プリンタルトにはフルーツを乗せてみて、水俣茶タルトには生クリームを乗せてみます。金箔をかけると際立ちます。

 

小豆や甘夏もチョイスしてみました。

 

試食をしてみます。見た目も大事ですが、やはり味覚が一番頼りになります。

 試食後は、シートに所感を記入します。

 

 その後、全員で意見交換を行います。

 

議論を重ねた結果、水俣茶タルトはかっこよく、プリンタルトはかわいらしく仕上げることとしました。

 

 時間が来ましたので、今日はここまでです。生徒会副会長より、謝辞がありました。この1か月間は、生徒たちもいろいろと調べ、実際に様々ななタルトを食べてみたりしていたようです。今回の試作実習会では、ミナマータの皆様のおかげで、イメージが少しでも出てきたのでホッとしましたといった感想が述べられました。

そして最後は、せっかくの機会ですので、ソフトクリームの作り方を教わりました。

今回は、生徒一人ひとりが自作のタルトを作ってみて、参加生徒全員がよく意見を出してくれました。何事にも当事者意識を持ち、主体的に行動できる力がどんどん身についてきています。コラボ商品を世に送り出すという夢の実現に向けて挑戦する姿はとても素晴らしいものでした。

今回も協力してくださった、道の駅みなまた・Shop&Cafeミナマータの皆様、本当にありがとうございました。次回の試作実習会でもよろしくお願いいたします。良いコラボ新商品ができるよう頑張っていきたいと思います。