学校生活

カテゴリ:機械科

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol26 進学ナビにも掲載されました!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 熊本日日新聞社さんが発行されている進学情報誌「進学ナビ」に、イノシカハンターズの活動を掲載していただきました。様々な場面で私たちの活動を発信し、水俣高校を宣伝できるようこれからも頑張ります!進学ナビを見つけた際は、ぜひご覧ください!

 

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

 「中学生のみなさん!水俣高校で自分の将来をつかまえましょう!」

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol25 熊本日日新聞に掲載されました!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 先週は取材を受けた御報告をしましたが、24日(金)に早速掲載していただきました。今回はメンバーの1人が部活の試合で欠席したため全員集合ではないですが、今年のメンバーの初お披露目となります。今年度はこのメンバーで活動を行っていくので、注目していて下さい!

 さて、今回の活動は、前回が講演に取材にと大忙しだったので、塗装やウリボー対策、扉のフレーム加工と軽い作業を行いました。期末考査が28日(火)から始まるので、勉強への余力を残しました!2基目も完成間近なので、また報告します!

 

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「扉の取手の溶接では、ハンマで叩いた時に外れたのでとても焦ったが、罠の設置中におきると怪我につながるので、今分かって良かった。ハンドグラインダーの切削作業は、刃の交換が一苦労で疲れたけど、作業は以前に比べ、怖いと思わなくなった。今後の課題は、箱罠の設置作業を1人でも簡単にできるようにすること。箱罠を完成させつつ、この事に対しても考えを深めていく。」

 

トリガーを塗装しています。塩ビ管を入れるので、手作業で塗装。

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol24 盛りだくさん!!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 1週間が経つのは早いものですね!前回の活動報告をする前に、次の活動が来てしまいました。今回は前回の分も一緒に・・・といきたいところですが、今回の活動が盛りだくさんとなっているので、お許しください。

 今回は、熊本県猟友会副会長(水俣市猟友会会長)の高橋様に来校していただき、水俣市の鳥獣被害の現状と使用している罠について講演をしていただきました。講演では捕獲頭数の話がでてきましたが、私たちが活動を始めた4年前と大きく状況が変わっていました。それは、シカの捕獲頭数が約3倍になったことです。令和元年度は255頭でしたが、令和3年度には729頭と爆発的に増えているので、シカの捕獲にも取り組む必要があります。また、講演には、水俣市役所から農林水産課課長の永松様をはじめ3名来校していただき、私たちの活動へ感謝の言葉をいただきました。

 今回はその他にも、熊本日日新聞さんとRKKさんが来校され、取材をしていただきました。いつお披露目されるかわかりませんが、分かったらすぐにお知らせするのでお待ちください。

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「水俣の課題について解決しようとしている人の講話を聞けて、とても貴重な経験をすることができた。最近では鹿の被害に悩まされているので、簡単で効率的な罠を作って対策されていたのですごいと思った。取材は緊張したけど、みんなで話し合いながら活動することができて良かった。今回は溶接が外れる失敗もあったので、次回はしっかり溶接する。」

       罠についての説明           農林水産課課長 永松様より  

     取材を受けている様子          イノシカハンターズ!!!

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol23 続・フレームが・・・

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 前回は扉のフレームの寸法を間違えてしまい、フレームが傾いた状態で溶接してしまうという大きなミスをしてしまいました。今回はその修正とトリガー作成に取り組みました。

  フレーム修正は班員で試行錯誤しながら作業を行い、何とか傾きを戻すことができました。こういったミスをカバーする方法を考えるのも、ものづくりの楽しみの一つですね!
 トリガーは持ち手の加工と扉を支えるパーツを製作しました。あとは全てのパーツをつなげるだけなので、次回完成させます。
 次回は扉のストッパーを溶接したら、いよいよ完成です!4代目イノシカハンターズの1号機となりますので、お楽しみに!

 “それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「今回はトリガーの作成を行いました。箱罠をつくる班とトリガーを作る班の2班に分かれて作業を行いました。 今回反省すべき点は、全員が同じことをするのではなく、一人ひとりが次のことを考えて違う作業をすると、作業効率があがるとおもいました。同じことをすると何もできない人が出てくるので、その分が無駄だと思います。一人ひとりが動いて、人手が余らないようにしようと思いました。」

      前回の傾いているフレーム               修正後のフレーム

     フレーム切断中!               曲げ加工!棒を刺して曲げやすく!

   持ち手の加工前・加工後                扉を支える部品

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol22 扉のフレームが・・!?

こんにちは!!イノシカハンターズです!!

前回は「製作順調!!」というタイトルで投稿をしましたが、なかなか上手くいかないものですね・・・

今回は扉のフレームを溶接し、うり坊対策の鉄筋を溶接したら完成、というところでした。しかし、フレームを溶接してみると・・・なんと・・・フレームが曲がっている!!!

寸法を間違えて切ったようで、直角にならなければならないところが、写真のように曲がってしまいました。こうなると扉が上手く可動せず、外れる危険もあります。

 来週は手直しから行い、完成させます!次は寸法を確認し、仮組みを行ってから溶接をおこないます!


“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「今回の課題研究はグループを分けて作業を行いました。 トリガーを作る班と扉のフレームを作る班で、私はトリガーを作りました。トリガーが動いてトビラが閉まるまでの原理を見て、とても感動しました。」

本来は黄色い線のようにならなければいけませんが、水色の線くらいに傾いてしまいました(TT)

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol21 製作順調!!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!

 体育大会の準備等で活動が無かったので久しぶりの活動となりましたが、今日は、製作の様子をご覧下さい。

 箱罠の製作は溶接作業がメインとなります。溶接は強い光が出るので、裸眼で見てはいけません。そこで「溶接遮光面」という保護具を使用しますが、イノシカハンターズでは「“自動”溶接遮光面」を使用しています。作業をしていない時はサングラス程度の明るさですが、作業時の強い光をセンサーが感知すると、自動で溶接用の暗さに調光してくれます。また、被って使用するため両手がフリーになり、溶接の精度や効率も上がります。

 この自動遮光面は、公益社団法人水俣・芦北地域振興財団地域振興事業により購入したものです。今年度も様々な工具等を購入させていただき、充実した活動になるよう頑張ります!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)

「スポット溶接が難しかった。溶かしすぎないように最低限で溶接出来るようになりたい。皆で案を出し一つの目標に取り組むのは課題研究ならではだと感じた。」

「初めての道具を使いながら、溶接や曲げの作業をするのは、楽しかった。」

          溶接遮光面                    自動溶接遮光面

右が自動溶接遮光面

両手が使えます

     片手が使えるので、作業効率がUPします!

【機械科】いのしか日記 Season4 Vol20 4代目...始動!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!イノシカハンターズも4代目となり、初めての活動は伝達式となりました!
 3月4日(金)に厚生労働省より「地域発!いいもの」の選定結果発表がありました。この事業は、各地域の企業・団体・学校で行われている「地域振興」や「技能者育成(人材育成)」などに役立つ特色ある取り組みを選定し、地域の活性化を図ることを目的として、平成28年度から毎年実施されている取り組みです。今年度も全国の応募の中から9つの団体・学校の取り組みが選定され、見事、イノシカハンターズの取り組みが選定されました。
 3月8日(火)には伝達式が行われました。熊本県職業能力開発協会専務理事・事務局長の岡田浩様が来校され、イノシカハンターズへ賞状と盾が授与されました。熊本朝日放送さん、熊本日日新聞さんにも取材をしていただきましたので、放送や記事をぜひご覧ください。次年度も引き続きイノシカハンターズの活動は続きますので、楽しみにしていてください!
 地域の課題は地域で解決できるようみんなで協力し、この美しい水俣を守っていきましょう!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)
「この活動が評価されたことはとても嬉しかったです。今まで以上に責任感を持って活動を行い、後輩につなげられるよう活動を行っていきます!!」 

   

  

 

【機械科】いのしか日記 Vol19 狩猟免許試験合格発表!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
 1月31日(月)に狩猟免許試験の合格発表がありました。生徒5名が受験し、結果は4名の合格となりました。
 この事業は、水俣芦北地域振興計画に基づく地域振興事業として、水俣・芦北地域振興財団の助成により実施しており、生徒の受験料を全額助成していただきました。
 地元に残る生徒は次年度のイノシカハンターズにアドバイスできるよう、先輩猟師として頑張ってくれることと思います。
 3代目イノシカハンターズの活動はこれで終わりとなりますが、4代目の活動が既に始動しています。4代目の活動も随時公開していきますので、お楽しみに!

 “それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)
「この活動で学んだことを社会人として生かしていきます。後輩には私たちが残した課題をクリアし、もっと活躍して欲しいと思います!!」

*撮影当日1名欠席だったため、3名で撮影しました。

 

 

機械科 課題研究発表会!

1月14日(金)に機械科3年生の課題研究発表会が行われました。今年度1年間で作り上げてきた成果を1、2年生に発表しました。多くの課題にぶつかり試行錯誤して作り上げた成果はとても素晴らしいものになっています。「一つのモノを作る大変さと難しさ」を学びました。また、1、2年生からの質問も多く来年度の期待が高まります!

 

【機械科】いのしか日記 Vol. 18 狩猟試験に向けて!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
 12月17日(金)は、狩猟免許試験に向けて勉強会を行いました。狩猟免許試験では、「知識試験・適性試験・技能試験」があります。
 技能試験は、「狩猟鳥獣と非狩猟鳥獣の全16種類の判別、使用できる猟具と使用できない猟具の判別、罠の架設」がありますが、猟具の実物がないので試験対策ができませんでした。そこで、芦北高校の鳥獣被害対策班、林業科の「林業ハンター班」さんにお願いして、猟具を借り、試験対策をすることができました。林業ハンター班さんも同じ時期に狩猟免許試験を受けられます。林業ハンター班とイノシカハンターズ、全員合格を目指し、今後も勉強を頑張ります!応援よろしくお願いします!!

 “それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)
 「箱罠の他にもこんなに猟具があることに驚きました。林業ハンター班さんのおかげで試験対策ができたので、とても感謝しています。ありがとうございました!」

 

【機械科】 いのしか日記 Vol.17 今年最後の箱罠製作!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
 12月10日(金)は、今年最後の箱罠製作を行いました。作業にも慣れ、生産スピードが上がり、今日だけで2基完成させることができました。授業終了後、狩猟免許試験のテキストを班員に配りました。12月17日(金)から、試験に向けて勉強を頑張っていきます!
 12月14日(火)、めっき処理でお世話になっている地元企業さんに完成した箱罠を取りに来ていただきました。出来上がりが楽しみです!(今回は忘れずに、ウリボー対策をしています。)

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)
 「最初の時に比べ、班員と声を掛け合いながら作業に取り組めていたので、製作スピードが上がりました。イノシカハンターズの活動をへて、より仲が深まったと思います。次は狩猟免許試験に全員合格できるように頑張ります!」

 

【機械科】Techno-Ocean2021水中ロボット競技会 準優勝

Techno-Ocean2021水中ロボット競技会ジュニア部門に出場しました。この大会は海洋ごみ問題に対して水中ロボットで課題解決にアプローチするものです。ポスター(レポート)、ロボット製作、プレゼンの

3種目で競います。2年に一度開催され、ジュニア部門は中学生から高校生、高専生が対象です。本校からは機械科2年の稲冨禅太(湯浦中)くん、佐藤敬典(津奈木中)くん、塩谷翼(津奈木中)、柏木零皇(水俣二中)くんが参加しました。資格試験や定期考査期間ということで大変厳しいスケジュールでしたが、初出場で全国2位の準優勝に輝きました。稲冨くんは「ぎりぎりの製作でしたが、仲間や先生たちと協力してものづくりができとても楽しかった。結果もついてきてとても嬉しいです。」と話しています。機械科では様々なものづくりができ、挑戦する人を応援する雰囲気があります。ものづくりに興味のある中学生、ぜひ水俣高校機械科へ!

 ※今回のプロジェクトの一部に三菱みらい育成財団より助成を頂いて実施しました。

【機械科】いのしか日記 Vol.16 2基完成!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
 11月25日(木)に、地元畜産農家さんのところへ猟友会の方と箱罠を設置しに行きました。イノシシの行動を調べるため、今回もトレイルカメラを設置しました。シカの足跡もあったので、トレイルカメラに写るかもしれません!
 11月26日(金)の午前中は、狩猟免許試験を受けるための準備として、健康診断に行きました。診断の結果は問題なかったので、1月に行われる試験が終われば、新たに6人のハンターが誕生します!!午後からは箱罠を製作し、1基完成しました。
 12月3日(金)の期末テスト終わりにさらに1基完成したので、今回の箱罠も地元企業さんにお願いして「めっき処理」をしていただきます!できあがりが楽しみです!!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!” 

今日のひと口(班員の感想)
「久しぶりに溶接を行いましたが意外とうまくいきました。みんなで分担して行ったので、いつもよりスムーズにできたように感じました。期末テストも終わったので、狩猟免許試験に向けて勉強を頑張っていきます。」

 

【機械科】 いのしか日記 Vol.15 みかん収穫・選果実習へ!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
 11月10日(水)に熊本大学で、熊本県工業高等学校生徒研究発表会がありました。3年間の研究の成果をしっかりと発表し「東海大学基盤工学部長賞」をいただきました。今後もイノシカハンターズの研究を深め、さらに活動を活発にしていきます!
 11月19日(金)は、箱罠を仕掛けさせて頂いている地元観光農園さんで、みかんの収穫と選果の実習を行いました。収穫したみかんはコンテナに入れて軽トラに乗せますが、コンテナいっぱいに詰めたみかんは約20kgにもなります。最初は楽しく作業していたのですが、中々終わらないのでだんだんと口数も少なくなり、作物を得る大変さを、身をもって感じました。農家さんのおかげで私たちは毎日美味しい食材を食べることができています。好き嫌いなく、食べなければならないと思いました。    
 農家さんが愛情を込めて作った食材を鳥獣から守るのが、私たちイノシカハンターズの役目です。来年の1月にある、わな猟の免許試験に向けて、試験勉強と箱罠製作を両立して頑張ります!

“それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

 今日のひと口(班員の感想)
 「最優秀賞を目標にして練習してきたので、優勝できなかったことは悔しかったですが、本番で自信を持って挑むことができ、多くの人の前で発表してきたことはとてもいい経験になりました。
 収穫選果作業は短い時間でしたが、普段は少人数でされているということなので、少しでも力になれて良かったです。」

【機械科】イノシカハンターズ出動!

こんにちは!イノシカハンターズです!

先日の若っとランドは見ていただけましたか?今回は出動といっても猟ではありません。

熊本県工業高校生徒研究発表会で私たちの活動を発表します。

11月9日に熊本大学でリハーサルに行ってきます。もちろん箱罠も実演します!

本番は11月10日です。私たちの3年間の集大成をしっかり伝えたいと思います。

【機械科】アイディアロボット競技大会出場

11月7日日曜日に熊本工業高校で熊本県アイディアロボット競技大会が開催され、機械科の課題研究班で参加してきました。今年は自律して動くロボットが大きなテーマで、自分たちでプログラミングなどを行い調整を続けてまいりました。

大会では思うようには行かず、決勝トーナメントを逃しましたが、これまで費やしてきた時間は、必ず将来活かせると思います。

みんなと力を合わせてロボットを作るのはとてもやりがいがあり、動いた瞬間は感動です。

小中学生の皆さん、水俣高校機械科でロボット作りをしませんか?

【機械科】水俣市長様表敬訪問に行ってきました

10月29日金曜日に髙岡利治水俣市長様を鶴山幸樹校長先生と水俣高校機械科3年生徒と機械科職員が表敬訪問しました。

8月に行われた水中ロボットコンベンションinJAMSTEC2021ジュニア部門で優勝とベストプレゼンテーション賞の受賞報告とふるさと納税基金による3Dプリンタをご提供いただいたことへのお礼を兼ねたものです。

当日は校長先生、代表の西川君がお礼を述べて、ロボット「水俣の赤い彗星」の実演を行いました。

髙岡市長様からお祝いの言葉をいただきました。「日本一はこれまでの先輩から受け継いだ結果であり、とてもうれしいです。動画よりも思ったよりピンクの機体なのですね。機会があるならば小中学生に向けてプールの中で実演するなど、技術を披露する機会があるといいな、と思います。」という激励でした。これからもいただいた3Dプリンタで様々な作品を製作したのしいものづくりを展開していきたいと思います。お忙しい中、御対応いただきましてありがとうございました。

※今回の製作においては三菱みらい育成財団の助成も活用させていただきました。

 

【機械科】いのしか日記 Vol. 14 待ちに待った猟へ!!

 こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月29日(金)は工業高等学校生徒研究の発表練習と箱罠の製作を行いました。
10月31日(日)は、9月12日(日)に延期した銃猟体験を行いました。銃猟の方法は4種類ありますが、今回は中尾山で「巻き狩り猟」を体験してきました。
 巻き狩り猟は、山に猟犬を放ち、獲物を仲間のいる方向に追い出す役のセコ(勢子)と、獲物を仕留める役のマチ(待ち子)に分かれます。セコが獲物を追い出したら、逃げた方角で待つマチへ連絡を入れ、連絡を受けたマチが獲物を仕留めます。仲間の居場所も把握するため、GPSと無線も使用します。今回は、猟友会の方1人に班員が1人同行し、猟を体験しました。3時間ほど猟を行い、イノシシを1頭仕留めることができました。
 猟のあとは試食会を行い、イノシシとムジナの肉を食べました。また、今回仕留めたイノシシは猟友会の方に捌いていただき、自分で調理して食べました。本当に貴重な体験ができ、今回の経験を今後の活動にも活かしていきます。興味がある方は残りの3つの猟も調べてみてください。

【全班員の感想】
班員1
 初めて猟銃で狩りをしているところを見てとてもかっこいいと思いました。イノシシやシカの生態について詳しく知ることができて貴重な体験ができました。初めてイノシシを食べて豚肉と牛肉を混ぜたような食感がしました。
班員2
 イノシシやシカを待っている間はのんびりした雰囲気でしたが、猟犬の鳴き声や、イノシシやシカの走る音が聞こえると一瞬で緊迫した雰囲気に変わるので、狩猟とはどんなものなのかを学ぶことが出来ました。一緒に回った猟友会の2人のうち、1人の方が1発で仕留められたのでかっこよかったです。その方は少し離れた場所にいたので仕留める瞬間は見ることが出来ませんでしたが、間近で銃声を聞くことができ、とてもいい経験になりました。小学生の時にシシ鍋を食べたことがありましたが、においがきつかった印象がありました。今日改めて食べてみると嫌なにおいも感じず、美味しかったのでびっくりしました。ムジナは人生で初めて食べましたが美味しすぎて驚きました。
班員3
 山を登ったり降りたりするだけでも疲れるのに、50~60㎏あるイノシシを仕留め、ロープを結び、山の急斜面を引っ張って降りていくのがとても大変でした。普段から狩りをしている人の凄さがわかり、とてもいい経験をすることが出来ました。イノシシの肉は嫌な匂いが全然しなかったことに驚きました。
班員4
 イノシシやシカを見ることは出来ませんでしたが、銃声や、イノシシの鳴き声が聞こえてきたので、すごく生々しかったです。 一緒に山を登る猟友会の方は、とても素早く山を登っていて凄かったです シシ肉はとても脂があって美味しかったです。貰った肉もシシ汁と焼肉にして食べました。
班員5
 実際に猟に行って自分のところはイノシシやシカを実際見ることはできなかったけど周りからの銃声や猟犬の鳴き声などを聞いて、その場の雰囲気などを体験することができました。猟師さんとの話もできていい体験になりました。 初めてイノシシを食べ、思っていたよりも美味しく驚きました。
班員6
 初めて山への狩猟に同行して、最初はあまり緊張感がなかったけど、実際に銃声やシカやイノシシの姿を見て、とても緊張感のある中で狩猟が行われているのを感じ、イノシシを1発で仕留めていたことには、さすがだなと感じました。そのあとシシ肉を分けてもらい、初めてシシ肉を食べてみて、すごく美味しいことに驚きました。

“それでは皆さん手を合わせて下さい。ごちそうさまでした!!”

 

【機械科】環境アカデミア・シンポジウムに参加してきました!

 毎年水俣環境アカデミアで実施されているシンポジウムに今年は機械科生徒が参加してきました。今年のテーマは「地域資源を活用した持続可能な地域社会づくり」で、機械科のイノシカハンターズ班(箱罠による害獣駆除)の取組みを発表してきました。

 地球環境戦略研究機関サスティナビリティー総合センタープログラムディレクター・上席研究員の藤野純一氏を講師に迎えた基調講演の後、高岡水俣市長、生協くまもと理事長嶋田氏、お茶の坂口園経営者坂口氏、そして鶴山校長の4名によるパネルディスカッションが続きました。

 本校の発表は、鶴山校長による水俣高校の人材輩出の使命についての挨拶の後、山下教諭の指導による機械科3年生イノシカハンターズ班が、地元農林産業に多大な被害を与えている害獣被害について、機械科の技術の提供と猟友会維持に向けた人材育成アクションプログラムについて発表しました。従来の溶接技術を活用した箱罠の製作に加え、センサーやICTを活用した罠にイノシシやシカが捕獲された際にスマートフォンに連絡されるシステム構築について報告があったのち、捕獲したイノシシやシカの活用についてや高齢化のすすむ地元猟友会の存続について、サステビリティの観点からも提案がなされました。

 発表後は、コーディネーターの熊本県環境センター館長・熊本県立大学名誉教授篠原氏を始め会場から割れんばかりの拍手をとお褒めのお声かけを頂きました。

 水俣高校は、これからも地元にと世界をつなぐ人材育成に取り組んできます。

 それでは、手を合わせてください。「いただきます!」


写真は、シンポジウム・発表の様子と、発表後、市長や聴講された水俣市議員の皆さまに声かけを頂いている様子、山下教諭と地元技術者と意見交換してる様子。

【機械科】 いのしか日記 Vol.13 発表会に向けて!!

こんにちは!!イノシカハンターズです!!
10月15日(金)は、水俣環境アカデミアシンポジウムと工業高等学校生徒研究の発表練習をメインで行いました。中間考査最終日から、毎日放課後に集まり練習を行ってきたので、読むスピードや間の取り方などが、とても上達しました。10月21日(木)シンポジウムの本番なので、これまでの練習の成果を発揮し、自分たちの活動をしっかりと伝えられるように頑張ります。応援よろしくお願いします!!
そして、完成した箱罠にイノシカハンターズのロゴを貼りました。
イノシカハンターズの箱罠と青い空、とても映えますね!! 

 “それでは皆さん手を合わせて下さい。いただきます!!”

今日のひと口(班員の感想)
「初めての発表ですが、もう緊張しています。緊張を少しでも和らげられるように、これからの練習は本番をイメージして準備を行います!!段取り八分(はちぶ)!!」