つなぐ・つながる・つくりだす
2021年10月の記事一覧
今、熊聾では・・・(その314)
幼稚部運動会①
今日は幼稚部運動会本番の日です。
幼稚部の2学期は、学部閉鎖、分散登校に始まり、通常登校が10月から開始されたばかりです。運動会の練習は各クラス単位での練習を中心に行い、全体練習は限られた時間で行うなど、十分な練習ができていない状況で本日を迎えました。
しかし、子供たちにとっては、そんなことは関係ありません。頑張って練習してきた成果をしっかり発揮してくれることと思います。
参観される保護者の皆様には、子供たちの可愛らしい仕草やにこやかに演技している様子、成長している姿等を感じ取っていただけたらと思います。
写真は予行練習の時の様子です。どんな活躍が見られるか乞うご期待!
令和3年10月15日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その313)
第4回「障がい児者・きょうだい・両親の作文」募集に対して、本校からは小中高等部の児童生徒13人の作文を応募します。
日頃の何気ない日常の一端を表現した作文もあれば、聴者家族の中に一人だけ聞こえない自分がいることへの不満・葛藤、そしてそれを乗り越えた先の家族への感謝の気持ちを表現した作文等々、文の長い短いはありますが、どの子も心の声を素直に言葉で表現しています。どの作文も子供たちの心の豊かさ、言葉の温かさが私の心に染み入りました。
令和3年10月14日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その312)
寄宿舎の先生方を中心に「IPtalk(アイピートーク)」を用いた情報保障の研修会が開かれました。
本校では様々な場面でIPtalkを使ってリアルタイムに文字を入力したり、事前に準備した文章を提示したりすることで、聴覚障がいのある子供たちや先生方への情報保障に大いに役立っているところです。私も、儀式や職員会議などのあいさつでは、事前に担当の先生へ原稿を渡しているのですが、そのことで当日の情報保障に係る作業がとても楽になるとを聞いています。
今後、寄宿舎での活動において、どのような場面でIPtalkが披露されるのでしょう…、期待を膨らませています。
令和3年10月13日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その311)
熊聾では、自動体外式除細動器(AED)の追加購入を検討中です。
10月7日には聴覚障がいのある先生方に集まっていただき、実際の使用法等について説明を受けていただきました。
新規に導入予定の機器は、音声による指示だけでなくイラストやアニメーション、文字情報が表示されることで、聴覚に障がいのある人にとって、視認性・操作性の面で機能が随分と向上していることが判りました。
今後の購入の参考にしたいと考えています。
令和3年10月12日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
今、熊聾では・・・(その310)
安全点検はどの施設であっても定期的に行っているものです。
熊聾では毎月初めにチェック表をもとに校内各所の施設設備の破損や異状等について安全点検を行っていますが、今月は特にトラッキング現象を防ぐための取組を進めています。
トラッキング現象とは、コンセントに差し込んだままのプラグにホコリが溜まり、溜まったホコリに通電し発火する現象のことで、電化製品を使用していなくても、電源がオフになっていても火災に繋がってしまう恐ろしい現象です。また、結露が起きやすい時季には特に注意が必要な事象です。
本校では補聴器の水滴を飛ばすときに使うエアダスターがコンセント掃除の時に威力を発揮しています。
令和3年10月11日
熊本聾学校 校長 五瀬 浩
管理責任者 校長 市原留美子