１２月１３日（金）に中学部学習発表会が行われました。内容は、1年生が社会見学と九州地区聾学校体育・文化連盟鹿児島大会について、２年生が職場体験と五木中との交流について、３年生が職場体験について発表しました。 

　本番に向けて、自分たちでスライドを作成し、発表方法の工夫や手話表現の確認等、みんなで話し合いながら練習を重ねてきました。 

　本番当日には、沢山の保護者の方々に来ていただきました。緊張している様子も見受けられましたが、学んだことがしっかりと伝わる素晴らしい発表で、練習の成果を発揮できたと思います。最後には、「校歌」と「花は咲く」を手話歌で披露し、良い締め括りとなりました。　  

　今回の学習発表会を通して、体験した活動を振り返り、学習をより深めることができました。また、人前で発表することで自分に自信を持てるようになった生徒もいたのではと思います。個人の成長も感じられる、とても良い発表会になりました。

　１２月１０日（火）に長距離走大会が行われました。走る距離は１．８㎞（３周）、3ｋｍ（５周）、４．２ｋｍ（7周）の３つがあり、自分で選択して決めています。「完走する」「〇分以内で走る」等、それぞれが目標をもって大会に挑みました。

　大会当日は天気にも恵まれ、元気いっぱいにスタートしました。走っている途中、辛そうな表情をしている生徒が多かったのですが、完走した後には笑顔を浮かべ、達成感を感じているようでした。 

　来年は、今年よりも長い距離を走ったり、タイムを縮めたりする等、新たな目標に挑戦してほしいと思います。

　9月26日～27日の２日間で、九州地区聾学校体育・文化連盟鹿児島大会が開催されました。今年は中学部全員と高等部８名が参加し、鹿児島県に行ってきました。

　1日目は、オープニングセレモニーとして手話歌「花は咲く」の歌唱とスポーツ大会が行われ、スポーツ大会にはバドミントンとボッチャに分かれて参加しました。みんな一生懸命に競技に取り組み、表彰された生徒もいたので良かったです。終了後は、ホテルでの美味しい夕食と鹿児島駅に行って買い物を楽しみました。

　2日目は、文化的発表会と交流会が行われました。本校は手話落語部による大喜利・手話落語と、校歌を披露し、とても盛り上がりました。また、レクリエーションやランチミーティングの中で他校の生徒と交流ができ、楽しい時間を過ごすことができました。

　この2日間、ルールやマナーを守りながら沢山の人と交流をすることができ、とても良い経験になったと思います。来年は大分県で開催予定です。

（高等部ブログ「九聾大会 ｉｎ 鹿児島」へはこちらから）

　7月18日（木）に今年で31回目となる五木中学校との交流会がありました。本校中学部と五木中学校との交流は長い歴史があり、相互に訪問し合っています。今年度は五木中学校から本校に来ていただきました。

　午前中は対面式を行いました。本校が準備した名刺交換や手話落語部による大喜利、レクリエーション等をみんなで楽しみました。五木中からは手話演舞の披露があり、息がぴったり合ったかっこいい演舞でした。

　午後は市電で「NHK熊本放送会館」へ移動し、見学や話を聞くことを通して、テレビ放送の歴史と仕事について学びました。館内には「なりきりアナウンサー」という体験できるコーナーやスタンプラリー等もあり、楽しみながら交流ができました。

　最後は「サクラマチクマモト」で、写真撮影とお別れ式を行いました。お別れ式ではプレゼント交換をし、本校からは紙すきで作ったメッセージカードやしおりを贈り、五木中学校からは素敵な押し花のしおりをいただきました。

　今年度も様々な活動を通して、とても良い交流ができました。来年度は五木中学校に行く予定です。

　７月2日（火）～4日（木）の３日間、２．３年生が職場体験を行いました。今年もスーパーや保育所など、７つの職場でお世話になり、それぞれの仕事に取り組みました。

　学校での事前学習や体験場所への事前挨拶を済ませ、生徒たちは緊張している様子でしたが、当日は一生懸命に働く姿があり、自分でコミュニケーションの方法も工夫しながら頑張っていました。

　この体験で学んだことを、今後の生活に生かしてほしいと思います。