新着情報

農業土木科 NEWS

熊本県との連携事業(第3回目)農業土木科

 農業土木科2年生を対象に、第3回目となる熊本県との連携授業を行いました。

 熊本県  県央広域本部農林部農地整備課と、熊本県土地改良事業団体連合会の方々が来られ、「サイホン工事概要」「サイホン工事現場見学」「先輩の講話」について学習をしました。

 総事業費22億円の基盤整備事業の概要から区画整備による換地についてと、農業用水を取水する施設の説明やサイホンの原理について学びました。また、サイホン布設の現場を担当している松本建設(株)より、ダクタイル鋳鉄管の布設施工とシュミットハンマー(コンクリートの圧縮強度を測定するための機器)の体験、ボルトの締め付け作業体験をさせていただきました。

 昨年度に本校農業土木科を卒業し、県庁に入庁した廣田技師と土地改良事業団体連合会に入社した白川技師、大学と専門学校を卒業して入社した女性職員により、講話をしていただきました。現在、三者面談中であるため生徒も質問をするなど進路に向けて、真剣に取り組みました。

 これからも農業土木の知識と技術を学び、農村の未来を創造できる技術者になれるように、学習と実習に頑張っていきたいと思います。

熊本県との連携事業(第2回目)農業土木科

 農業土木科2年生を対象に、第2回目となる熊本県との連携授業を行いました。

 熊本県  県央広域本部農林部農地整備課と、熊本県土地改良事業団体連合会の方々が来られ、「土壌調査結果」「暗渠排水の経済効果」「暗渠排水の積算」について学習をしました。

 前回、水田で行った土壌調査の結果について、暗渠排水が必要な土壌であるかどうかを数値で比較しました。また、元三地区の対象区(平成26年の調査)とも比較することで学校の土壌の状態を知ることができました。

 学校の水田に暗渠排水を入れた場合の必要経費について丁寧な説明のあとに、工事費の積算と演習を行いました。暗渠排水を入れた後の作物生産効果を確認し、農業の費用対効果を理解することができました。

 熊本の農業・農村を支える仕事を担っている水土里ネット(熊本県土地改良事業団体連合会)の業務内容について、農業土木事業の魅力や先進技術の説明をしていただき、地域により寄り添った仕事をしていることを知ることができました。

 農業土木の知識とともに農村の未来を創造できる技術者になれるように、学習と実習に頑張っていきたいと思います。

11月24日(水)先進建設・防災・減災技術フェア視察 農業土木科

農業土木科2年生を対象に、先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2021に参加しました。グランメッセ熊本で2日間開催され、様々な講演会や企業の展示がされていました。生徒は、令和2年7月豪雨の状況や防災について様々な視点からの分析や今後の対策について講演を聞くことができました。また、各企業が最先端技術の説明や体験をさせていただき、建設業の魅力を再発見することができました。

出展企業の中には、熊本農業高校へ求人を出していただいているところや今年度に採用をしていただいた企業もありました。来年は、進路に向けてより一層の学習と実習に頑張り、未来の農業土木技術者を目指していきたいと思います。

11月24日(水)暗きょ排水設置現場見学 農業土木科

農業土木科2年生を対象に、暗渠排水設置の現場見学会を実施しました。熊本市南区にある甲畠口地区経営体育成基盤整備事業の現場で、(株)創輝建設様の協力のもと暗渠排水の埋設の工程を見学することができました。トレンチャーで溝掘りを行い、下層被覆材と暗渠管、上層被覆材を埋設し、表土を戻して完了する工程を間近で見学し、現場監督が行う工事写真の体験や内視鏡で暗渠管内部を見る貴重な体験をさせていただきました。また、公共工事で県職員が行う検査確認や教科書には書いてない内容を学ぶことができました。

私たちのために模型や機材など事前準備していただき、ありがとうございました。未来の農業土木技術者を目指して、学習と実習に頑張っていきたいと思います。

愛知県業務説明(農業土木科2年)

農業土木科2年生を対象に、愛知県庁の農林基盤局 農地部 農地計画課より2名の職員が本校に来ていただき、業務説明をしていただきました。

愛知県の農業土木職(高卒)について、職員の業務内容や愛知県の農業農村整備の特徴を話していただきました。農業分野のインフラ整備としての役割や、魅力ある取り組みについて詳しく説明していただいたことで、熊本県の取り組みとの違いを知ることができました。

他県の農業土木の現状や採用状況を聞くことがなく、今後の進路選択において、貴重な話を聞くことができました。

遠い所、私たちのために業務説明をしていただき、ありがとうございました。

未来の農業土木技術者を目指して、学習と実習に頑張っていきたいと思います。

熊本県との連携事業(第1回目)農業土木科

農業土木科2年生を対象に、今年度では第一回目となる熊本県との連携授業を行いました。

熊本県県央広域本部農林部農地整備課と熊本県農業研究センター、熊本県土地改良事業団体連合会の方々が来られ、「農業土木」に対する理解と興味を深めてもらうため、校内実習田の暗渠排水設置に向けた取り組みや元三・木部地区のほ場整備を題材に学習をしました。

実習では、(株)創輝建設のご協力のもと、縦1m×横1m×深さ1mの穴を掘り調査を行いました。暗渠排水の必要性の有無や検討を行う調査となり、土壌断面調査・透水係数測定調査・地耐力調査・地下水位調査を行いました。

本日来られた熊農OBの先輩のように、未来の農業土木技術者を目指して、学習と実習に頑張っていきたいと思います。

資格取得(農業土木科3年)

8月5・6日(木・金)小型車両系建設機械特別教育

農業土木科3年の40名が2日間の日程で、小型車両系建設機械特別教育を受けました。建設業ではもっとも使われている建設機械でるため、安全管理から操作方法まで充実した講習を受けることができました。今後の進路で活かすことを期待しています。

 

熊本県庁業務説明会

農業土木科3年生の就職(公務員を含む)者を対象に熊本県庁の業務説明会を実施しました。

農林水産部 農村振興局より熊本農業高校のOBである局長の渡邉様、杉本様、廣田様にお越しいただき、業務説明や事業内容説明、採用試験内容説明まで詳細に説明していただきました。

昨年の卒業生である廣田様(県央広域本部所属)より、圃場整備、農道、水路などの農業土木の仕事について、設計から施工まで工事の流れの説明、勤務先や転勤の状況、アフターファイブの楽しみ方など、採用試験に向けて頑張るべきことを詳しく伝えくれました。

また、高卒の入庁者の方でも、勤めながらでも努力すれば、大卒程度の試験を受け直すことができる事を知り、県庁職員の魅力を感じることができました。

コロナ禍のなか、貴重な話をしていただいたことに感謝しています。

 

国土交通省業務説明会(農業土木科)

6月15日(火)国土交通省業務説明会

農業土木科3年生の就職(公務員を含む)者を対象に国家公務員の業務説明会を実施しました。

九州地方整備局より熊本農業高校のOBである、竹下様、阿部様、髙村様、日本道路(株)より、田浦様にお越しいただき、業務説明や事業内容説明、採用試験内容説明まで詳細に説明していただきました。

国土交通省の任務から管理事務所の組織と業務内容、生活環境の基盤を作り、人々の安全を守る仕事、TEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)の業務内容を聞くことができました。また、昨年の卒業生である髙村様より、高校時代に頑張るべきことを詳しく伝えくれました。

立野ダム事務所長である阿部様より、立野ダムの進捗状況を映像や写真で教えていただき、1年生の現場見学会で見た状況との違いや技術力の高さ、コロナ禍での業務(遠隔臨場)について教えていただきました。

コロナ禍のなか、貴重な話をしていただいたことに感謝しています。

 

農林水産省業務説明会(農業土木科)

6月8日(火)農業土木科3年生の就職(公務員を含む)者を対象に国家公務員の業務説明会を実施しました。

九州農政局より熊本農業高校のOBである、安武様、林田様、野中様にお越しいただき、業務説明や事業内容説明、採用試験内容説明まで詳細に話していただきました。

熊本県には多くの事務所があり、熊本での勤務が可能であること。また、希望すれば本庁舎(霞が関)での勤務もできること。農業を営む人のために、業務や制度の改善、農業施設や農家の要望に密接した仕事ができるため、やり甲斐のある仕事であること。その他にも多くの情報を提供していただきました。

コロナ禍のなか、貴重な話をしていただいたことに感謝しています。

 

工事現場見学会(農業土木科)

6月8日(火)農業土木科3年生を対象に工事現場見学会を実施しました。

新しく建設された豊川中央排水機場(豊川中央地区農村地域防災減災事業)の見学を行い、発注者側の県庁職員と発電設備・受変電を設置した(株)電盛社、ポンプ・補機設備を設置した(株)ミゾタ、除塵機設備を設置した開成工業(株)の説明を受けました。

排水機場は、住宅や農地など人々の生活を守る施設であり、洪水時に河川の水を強制的に海に排水する施設です。排水機場が稼働するときは、大雨で増水した時なので通常見ることができません。今回、施設の見学に加え稼働させていただき排水の様子を見ることができました。コロナ禍のなか、貴重な体験をさせていただいたことに感謝しています。


 

 

校内意見発表大会(農業土木科予選)

本日の3,4限目に校内意見発表大会(農業土木科予選)が実施されました。昨年度は、実施されずに悔しい思いをした生徒達もいました。しかし、今年は通常通り実施することができ、本当に良かったです。27日(火)の5、6限目に校内意見発表大会が実施される予定です。農業土木科から2名出場します。代表者が良い結果を残せることを期待しています!

 

 

熊本県との連携事業(第3回目)農業土木科

 農業土木科2年生を対象に、第3回目(最後)となる熊本県との連携事業を行いました。

 本日は最後の連携事業として、土地改良の先駆者である「冨田甚平(とみた じんぺい)」が開発した「冨田式暗渠排水法」について学び、熊本の偉大な人物の存在を知り、暗渠排水の歴史を学ぶことができました。

 先輩技術者からの講話として、熊本県庁職員の宮島様(2013年卒)と古閑様(2020年卒)、水土里ネットの森田様(2020年卒)のOBから職場の業務内容やライフスタイル、学生時代の状況や公務員を目指す動機など分かり易く教えていただきました。

 九州開発エンジニヤリングからは、入社した動機や女性技術者が働きやすく、活躍できる職場環境であることや、仕事への遣り甲斐を話していただきました。

 水土里ネットの河地部長より、完成したばかりの最新のパンフレットをいただき、業務内容や豪雨災害時の支援と取り組みを説明していただきました。

 県中央広域本部農林部農地整備課の吉住課長より、日本の農業をグローバルな視点で考えることで、世界での農業生産の位置づけなど、その価値や素晴らしさを改めて理解することができました。それを支える農業土木の役割や意義、それを学ぶことの重要性を実感することができました。

 今後の学習生活の中で、専門的な知識を高め農業の発展に貢献できるような技術者になれるように、頑張りたいと思います。

熊本県との連携事業(第2回目)農業土木科

   農業土木科2年生を対象に、第2回目となる熊本県との連携事業を行いました。

 熊本県  県央広域本部農林部農地整備課と、熊本県土地改良事業団体連合会と、(株)九州開発エンジニヤリングの方々が来られ、「暗渠排水の経済効果」「元三・木部地区の貴重な生き物」について学習をしました。

 暗渠排水を学校の水田に入れた場合の工事費について、丁寧に説明いただき工事費の積算演習を行いました。暗渠排水を入れた後の作物生産効果を確認し、農業の費用対効果を理解することができました。

 (株)九州開発エンジニヤリングの方からは、農業を営むことは水田周辺の生き物と共生することを学び、環境調査の方法や確認された生き物の種類、絶滅危惧に指定されている「キタミソウ」が学校周辺に自生していることを学ぶことができました。

 工事をする際に配慮すべきことや取り組みについて、仕事の奥深さを学ぶことができました。農業土木の知識とともに些細なところへ気遣いができる職員になれるように、学習と実習に頑張っていきたいと思います。

熊本県との連携事業(第1回目)農業土木科

 農業土木科2年生を対象に、今年度では第一回目となる熊本県との連携事業を行いました。

 熊本県県央広域本部農林部農地整備課と、熊本県土地改良事業団体連合会の方々が来られ、「農業土木」に対する理解と興味を深めてもらうため、校内実習田の暗渠排水設置に向けた取り組みや元三・木部地区のほ場整備を題材に学習をしました。

 実習では、オートレベルを使い暗渠排水工事を行うための測量をしました。単点測量や横断測量を行う中で、専門的な用語や作業の意義について、教科書では学ぶことのできない奥深い学びを得ることができました。

 本日来られた熊農OBの先輩のように、未来の県庁職員や美土里ネット職員を目指して、学習と実習に頑張っていきたいと思います。

「土木の日」プロの技術を学ぶ!(農業土木科)

農業土木科の1年生が、土木のプロの技術を学びました!

例年は校外で土木・建設現場の視察・研修を行っていましたが、コロナ禍の影響もあり、本年度は熊本県建設業協会青年部の方々に来校していただき、校内での施工実習を行いました。

学校前庭の歩行者用通路に境界ブロックを敷設するのですが、土台部分に凹凸があると境界ブロックが綺麗に置けないため、土台部分の砂を綺麗に均していきます。青年部の方々に指導していただきながら生徒たちが挑戦しましたが、コツを掴むまでは苦戦している様子でした。境界ブロックの敷設では1本250kgもあるブロックを慎重に設置していきます。青年部の方々の、ミリ単位まで正確に敷設していく姿に「職人技」を見ることができました。

生徒にとっては、プロの施工を間近で見ることに加え、実際に教えてもらいながら自分たちでモノづくりを行うことを通じて、「技術者」について学ぶ良いきっかけとなったようです。

公務員試験の受験状況2(農業土木科)

<農業土木科 公務員1次合格者>述べ72名(11月13日現在)

○国家公務員

国家一般職(技術九州)11名   国家一般職(技術中国)2名

国家一般職(技術近畿) 4名   国家一般職(技術関東)5名

国家一般職(農業土木) 5名   国家一般職(税  務)1名  計28名

 

○都道府県

東京都(裁判所事務官)1名   熊本県(農業土木)4名   熊本県(土木)4名

福岡県(農業土木)  2名   福岡県(土木)2名     鹿児島県(農業土木)2名  計15名

 

○市町村

熊本市(土木)4名      熊本市(学校事務)1名   福岡市(土木)2名

宇土市(土木・事務)5名   玉名市(土木)1名     八代市(土木)1名

人吉市(土木)1名      大川市1名         八女市(土木)2名

筑後市(土木)2名      小郡市(土木)1名     宮若市(土木)1名

大分市(土木)1名      日田市(土木)1名     嘉島町2名

菊陽町(土木)1名      南小国町1名        津奈木町1名  計29名

 

<一般就職>内定6名

九州電力1名   九電工2名   西日本高速道路1名   株式会社ミゾタ1名

九州建設マネジメントセンター1名

 

<専門学校>合格3名

九州中央リハビリテーション学院   熊本電子ビジネス専門学校   YMCA学院

 

生徒たちの努力が実り、多くの生徒が1次試験を突破し、また就職内定を頂いています。

生徒ひとりひとりが進路実現に向け、日々邁進しています。

農業支援ボランティア

10月17日(土)に人吉市役所職員の協力の元、希望した2年農業土木科15名、2年農業科5名、2年生活科1名の21名と教職員2名で農業支援(豪雨災害)ボランティアへ参加してきました。感染予防対策のため、乗車前に検温を実施し、れんげ国際ボランティア会より45人乗りの大型バスを1台手配していただき、密を避けた状態で移動しました。今回の活動場所は、人吉市下田代町の小さで川が氾濫し、農地や道路が浸食し、石や流木が水田に混入しているところでした。あいにくの雨でのボランティア活動でありましたが、人吉市役所職員により事前に流木を切っていたただいたおかげで、搬出作業はスムーズに進みました。農家(所有者)の方より、「ひとりでは片づけることができず、困っていた。多くの学生さんが来てくれたおがげで、助かりました。」とイネの刈り取りができることを喜ばれていました。

公務員試験の受験状況(農業土木科)

農業土木科 公務員1次合格者総数 54名(10月15日現在)

 

<1次試験 合格先一覧>

国家一般職(農業土木、技術)

税務職員(九州)

裁判所事務官

熊本県(農業土木、一般土木)

福岡県(農業土木、一般土木)

鹿児島県(農業土木)

東京都(土木)

八代市(土木)、人吉市(土木)

福岡市(土木)、筑後市(土木)、小郡市(土木)、八女市(土木)

大分市(土木)、日田市(土木)

 

農業土木科では、今年も多くの生徒が1次試験を突破し、

進路実現に向けて日々頑張っています。

 

教育実習生による研究授業(農業土木科)

8月31日から2週間、佐賀大学より田中先生が教育実習に来ています。

本日、農業土木科2年のクラスで農業土木施工の研究授業を行いました。

多くの先生方が授業見学に来られ、実習生も生徒も真剣に取り組む姿がみられました。