新着情報

農業土木科 NEWS

初めての実習!(農業土木科)

長い休校期間も終わり、ようやく実習がスタートしました!1年生は実習服に着替えての初めての実習を行い、「歩測」について学びました。自分の歩幅で距離を測る方法は、最初の日本地図を作った伊能忠敬も行っており、まさに測量の基本中の基本と言えます。10m間隔で練習した後、より長い距離を実際に測ってみましたが、なんと今日はピタリ賞が出ました!!最後は広い熊農の敷地内を歩き、他学科の農場を案内していただきました。

バスツアーで農業土木を学ぶ(農業土木科)

熊本県庁の現場見学バスツアーに農業土木科2年生の希望者20名が参加しました。当日は県庁ロビーに集合し、和水町の白石頭首工、玉名市の横島排水機場、菊池市の地域道路拡幅工事現場を訪れました。見学だけではなく、県庁職員との意見交換も行われ、有意義なものとなりました。

角度を測る、測量実習(農業土木科)

農業土木科1年生が「セオドライト」という水平面、垂直面における角度を測定するための測量機器を使い、角度を観測する実習を行いました。

角度は(度、分、秒)で表し、最小表示は秒で表します。1周は360度、1度の1/60が1分、1分の1/60が1秒です。つまり、身近な物であれば、「分度器に記してある1度」を「3600分の1にした値」まで観測します。

セオドライトを使った実習では、単に機械の操作だけではなく、国家資格である測量士補試験につながるような実習を行います。機器の取扱方、計算の方法、どのような場合に使用するかなどを体験することで学びの理解を深めます。

 

課題研究発表会(農業土木科)

農業土木科3年生の課題研究発表会が行われ、6グループが発表を行いました。水準測量やドローン測量、世界灌漑遺産についての保全の発信を行うグループもありました。校内道路のコンクリート打設を行ったグループも2つあり、それぞれに3年間の学習成果を活かしていました。発表会には同学科1・2年生も見学に訪れ、「見えない所にお金がかかっている、という3年生の言葉が印象に残りました。」「3年生になったら色々やってみたいことが出来た」など感想を述べていました。

水準点の数値改定(農業土木科)

農業土木科3年生が西蓮寺(川尻)の一等水準点(標高がわかる点)から熊本農高正門や測量実習地に設置されている校内水準点まで測量を実施し、熊本地震後の標高値の変化を確認しました。結果、熊本農高正門の標高値は3.9200mでした。平成24年、平成26年、平成28年(熊本地震後)にも調査を行っており、平成28年の標高値は3.9202m。2年間での「ズレ」は0.2mmとなり、地震後は地盤が安定していると推察されます。なお、熊本地震前の数値は4.0875mでした。熊本地震でおよそ17cm沈下していることになります。

標識も塗り直し

バーコード標尺と電子レベル