高等部では、６月９日（月）から６月２７日（金）まで現場実習・校内実習を実施しました。校内実習では「フルーツキャップ」の作業に、現場実習ではそれぞれの事業所や企業にて様々な活動に従事しました。卒業年度ということもあり、全員がモチベーションを高く持って真摯に取り組むことができました。将来を見据えて新しいことに挑戦する生徒たちの姿は本当に立派でした。実習で得た経験をもとに学校でどのように成長していくのかとても楽しみです。

５月１９日（月）に中学部・高等部体育祭が開催されました。高等部は今年度で閉部となりますので、今回が最後の合同での体育祭でした。待ちに待った体育祭に、生徒たちからはたくさんの笑顔が溢れていました。全員ダンスの最後には、これからの中学部・高等部への思いを込めて「明るい未来への一歩」という言葉を掲げ締めくくりました。多くの保護者の皆様に参観いただき賑やかな体育祭となりました。

　高等部では２月に熊本県清掃技能検定及び校内清掃検定を行い、頑張った記録として表彰式を行いました。約１か月間練習に取り組んできたモップがけやテーブル拭き、ダスタークロスの表彰を受け、嬉しそうに喜ぶ姿が見られました。今後も給食前後のテーブル拭きや掃除時間のモップがけ等、日常生活でも引き続き取り組んでいきたいです。

　2月１４日、緊張感漂う中、高等部の生徒が技能検定に挑戦しました。

　技能検定は、「テーブル拭き」、「水拭きモップ」の２種目で行われ、試技で「ダスタークロス」の成果発表もありました。

　検定当日まで繰り返し練習に取り組み、当日はひとりひとりが磨いた技を存分に披露することができました。

　高等部の授業風景です。自立活動は、一人一人の今やこれからの生活に必要な力を一人一人に応じて学習する時間です。

　この日、生徒は、「前後左右」と「上下」について学習しました。前後左右の学習では、自分の身体を基準にして感覚的に捉えることができるよう、画像のように床に枠を描き、教師の「みぎ♪ひだり♪」の声かけに合わせて指示された囲いにジャンプする活動に取り組んでいます。また、「上下」については、生活の中で経験のある「紐通し」を題材に、教師の「下から通して上に出してね」の声かけを頼りに教材に開けられた穴に紐を上から通したり、下から通したりする学習に取り組みました。

　この学習で培った力を存分に活用して毎日の生活を充実させてほしいと思います。