2020年12月の記事一覧
高等部普通科「笑顔いっぱいニコニコわくわく展示会」
高等部普通科では、12月14日(月)から12月24日(木)まで、「笑顔いっぱいニコニコわくわく展示会」を行いました。今年度は、コロナウイルス感染拡大防止の観点から、授業参観等を行うことが難しいため、保護者の方にも生徒達が作った作品を観て頂けるよう、生徒昇降口前廊下窓面に展示しました。
保護者の方には、朝の登校時や、下校時に昇降口の入口から生徒達の作品を観て頂くことができ、「展示会の作品を観ていると、大変楽しい気持ちになりました。」「子ども達の作品を観て、コロナで疲れていた気持ちが元気になりました。」という嬉しい感想をいただきました。
また、展示期間中の18日(金)には、生徒達が展示会場に立って、作品の工夫した所やどうやって作成したのかなどを説明する場を設けました。ちょうど寒さが厳しくなった時期だったため、20分間という限られた時間でしたが、小学部の後輩達や、たくさんの先生方に来場していただき、生徒達も、寒さに負けず、張り切って作品の説明をすることができました。説明会が終わった後は、「また説明会をやりたいです!!」と笑顔で話す姿が見られ、自分の頑張りをたくさんの人に伝え、聴いてもらえる喜びや、招待状作りや展示作業と様々な役割に取り組んできた展示会を無事に終えることができた達成感にあふれているようでした。
説明会後は、小学部の後輩から「私は、みんなの作品を触れて嬉しかったです。私もいつか作品を展示して、みなさんに触ってもらいたいです。」等の感想をもらい、先生方からは、「説明会で、嬉しそうに自分の作品の紹介をする皆さんの姿は、『笑顔いっぱいニコニコわくわく』のテーマそのものでした。素敵な作品をありがとうございました。」「みなさんの説明からは、寒さに負けないパワーが伝わってきて、私も元気になれました!!」等の感想が寄せられました。普通科の生徒達も、「また、頑張って作品を作りたいです!!」と、意気込む様子が見られ、大盛況の展示会を終えることができました。
お忙しい中に、生徒達の作品をみにきていただいた保護者の皆様、授業の休み時間に説明会を聴きに来てくれた後輩のみなさん、先生方、ありがとうございました。
☆説明会時の様子①☆
☆説明会時の様子②☆
陶芸制作をしました!
ミニ陶芸家誕生!!
高等部普通科では、10月から陶芸の作品作りに取り組みました。
陶芸は、粘土を触って、こねて、丸めて、広げて、いろいろな立体的作品を作りあげるという工程を経るため、見えにくさのある子どもたちにとっては、形を意識するという点でとても分かりやすい教材です。
生徒たちは、板作り、紐作り、玉作りなど、基本的な技法を学び、粘土の感触を感じながら繰り返し練習をし、形を作りました。
紐作りしたものを、ペットボトルにグルグルと巻き付けて湯呑の形にしたり、葉っぱを粘土の上に置き、葉脈を手で感じながら模様をつけ、葉っぱの形に沿って切り抜いたりと、一人ひとりがそれぞれの方法で成形しました。
<板づくりの様子> <湯飲み茶わんの成形の様子>
その後、素焼きを経て地域の陶芸家、元山和彦先生の指導のもと、生徒たちが思い思いの色の釉薬をつけました。そして、先生の窯で焼いていただき完成しました。
できあがった作品を触りながら、「この皿は、おじいちゃんにあげます。」「これはクリスマスに使うもの」「ネームプレートは、家族がにこにこ笑顔でいられますように玄関に飾る」などと言いながら形を確かめていました。一人ひとりの心や願いのこもった作品ができました。
<陶芸家元山先生の話を聞く生徒たち>
なお、生徒たちの作品は、肥後銀行秋津支店の店内に12月18日(金)まで展示されています。来客される方々も興味深く御覧になり、楽しんでいただけているとのことで、生徒たちも大変うれしそうな様子でした。
たくさんの方々にご覧いただければ幸いです。
<肥後銀行に展示されている作品>
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