日誌

人吉市・球磨村におけるボランティア活動

期  日  2020年7月23日(木)
場  所  熊本県球磨郡球磨村
参加人数  生徒309名、職員14名

 熊本県南部豪雨被害の災害ボランティア活動に参加しました。本校からバス8台で移動し、人吉市と球磨村に分かれてボランティア活動を行いました。ほとんどの生徒が初めての参加でしたが、服装や長靴などの装備もしっかり準備していました。現地到着後、作業内容の説明を聞いたあと、土木科は公園近くの住宅地の側溝に溜まった土砂の撤去を行いました。

 スコップで泥を掻き出し、側溝付近に山のように積んでいきます。しかし、午前中も午後も、途中で激しい雨が降り出し、せっかく側溝から上げた土砂が雨で一部が側溝へ戻ってしまうこともありました。午前午後を通じて、下の写真のように大量の土砂の除去をすることができました。この地域は、住宅の2階の軒下まで水に浸かったあとが残っており、5m以上は冠水したことが想像されました。また、球磨村につくまでに球磨川にかかる橋が流されていたり、あちこちで住宅が壊れていたりして、被害の大きさを感じました。

 一人の力は微力ですが、本校生は雨に打たれながらも一生懸命作業していました。情報システム科の生徒も「今日受け持ったところは時間ギリギリまできちんと綺麗にしたい」と、教師が想像した以上の強い思いを持って取り組んでいました。まだまだ、機械が入れないこのような場所に人的支援が必要だと思うので、また、機会があれば参加したいという意見も聞くことができました。