日誌

非破壊試験特別授業第2回(劣化調査・診断)【建築科】

<建築科>課題研究「非破壊試験班」特別授業第2回(劣化調査・診断)

日  時 : 令和2年11月10日10時から15時25分まで
10:00~12:50 赤外線サーモグラフィーカメラについて(南棟)
            外壁タイルの赤外線カメラ・打診調査実習
13:35~15:25 建築物の長寿命化について(第二体育館)
            建築物のひび割れ調査、不同沈下量調査、中性化試験
            コンクリートの強度試験(シュミットハンマー)
            鉄筋調査

対  象 : 建築科3年生課題研究「非破壊試験班」8名、職員2名
協力会社 : 住商産業株式会社
場  所 : 熊本工業高校敷地内(南棟・第二体育館)


アンケート集計結果: 1事前アンケート結果.pdf
           2事後アンケート結果.pdf 

 

 住商産業株式会社社長の内田大和様の指導のもと南棟において赤外線カメラや高所作業車を用いて、外壁タイルの劣化調査の実習を行いました。午後の授業では、第二体育館において建築物の長寿命化についての講義として、外壁のひび割れ調査と原因の考察や不同沈下量調査、中性化試験、コンクリートの強度試験(シュミットハンマー)、鉄筋調査の実習を行いました。

 生徒の感想の中には、「今まで私たちが学んできた校舎はそんなに劣化していないと思っていたが、タイルの浮きやひび割れなど多く、想像以上に劣化していた。調査では、色々な調査器具を使うことができ貴重な経験になった。今回の実習では、建築物の長寿命化に関する知識とその調査方法を実際に行うことができた。今後私が仕事で建築物に携わっていくが、今日学んだことを忘れずに取り組みたいと思った。」などの言葉がありました。生徒にとっては、普段の授業ではできない貴重な経験をすることができたと思います。


外壁タイルの打診検査の様子


鉄筋探査の様子


不同沈下量調査の様子


建築の長寿命化についての講義の様子