二者択一(ストレス対処プログラム第二弾)

5月11日、1年生を対象に、二者択一の授業を行いました。

二者択一とは、2つのうちどちらか好きな方を選択し、その理由を発表することで、人によって考え方が違い、お互いを認めることが大事だということを学ぶ授業です。

講師はスクールカウンセラーのY先生です。

始めにY先生から、「高校生になったら、困り感や悩みが複雑で深くなる可能性があります。一人で抱え込まずに相談してほしい」というお話がありました。

 

まずは「どっちを選ぶ?ワークシート」に個人で取り組みます。

「犬派?猫派?」「タイムトラベルするなら過去?未来?」など、1つ1つの設問に「うーん」と悩みながら答えます。

 

次はグループに分かれてどっちを選んだのか意見を出し合います。「自分と違う考えを否定しない!」というルールをしっかり守り、みんな和やかな表情で活動していました。

 

最後に3組のM君が手を挙げて

「僕は今日のこの時間で色々な意見や考え方を知れてとても楽しかったです。いつも話さない子もいたけど、話してみたらすぐに仲良くなれました。」

と感想を発表してくれました。

とても素直で前向きな感想に、職員一同心が温かくなりました。

 

他の生徒の感想も一部紹介します。

「人はそれぞれ考え方が違うということを再認識しました。やっぱり自分の言った言葉に自覚を持って相手を傷つけないようにしたいと思いました。」

「全く同じ考えをする人はいないからこそ意見交換は面白いと思った。それによってすれ違いもあると思うけど、違いも受け入れてお互いに高め合うことが大切なんだなと感じた。」

「意見が同じでも理由は人それぞれ違っていいなと思いました。意見が違ってもそれを理解することが大切だと思いました。」

「たくさんの意見が出てきたけど、否定したり、されたりしなかったので話しやすかった。」

「自分と違った意見を聞けて面白かったし、普段と違ったお話ができて嬉しかったです。」

他にも素晴らしい感想がたくさんありました。

 

1年生の皆さん、お疲れ様でした。

皆さんの話を聞く態度、真剣に、かつ楽しく活動する姿が、授業をより充実させていたように思います。

学んだことをこれからの生活にぜひ生かしてくださいね(*^_^*)