学校生活

文化財×デジタル ― 松囃子能場をVR・ARで表現する特別講義

12月22日(月)、総合的な探究の時間において、文化財のデジタルアーカイブ化に関する特別講義を実施しました。
本取組は、地域探究コース2年生が進めている、学校前にある菊池松囃子能場のVR・AR化に向けた学習の一環として行われたものです。
当日は、NTTデータNJKの皆さまを講師としてお招きし、デジタル技術を活用した文化財保存や発信の方法について、実践的な講義をしていただきました。
生徒たちは、3Dスキャンアプリ「Scaniverse」を用いて、菊池松囃子能場や学校敷地内を撮影しました。撮影したデータは編集作業を行い、リアルメタバースプラットフォーム「STYLY」を活用して、メタバース空間上に配置する体験を行いました。
初めて触れる技術に戸惑い、試行錯誤する場面も見られましたが、生徒同士で協力しながら課題に取り組む姿が印象的でした。今回の特別講義を通して、文化財を未来へ残すための新しい方法や、デジタル技術の可能性を実感する貴重な学びとなりました。
菊池高校は、文部科学省よりDXハイスクールの指定を受けています。今後も、地域の魅力をデジタル技術によって発信するなど、社会とつながる新しい学びに積極的に挑戦していきます。

今から撮影 撮影中
編集中 生徒の作品