学校生活

課題研究発表会

本日、各科の3年生による課題研究発表会が実施されました。3年生になると各科で課題研究が週に2コマあります。この授業では、これまで2年間学んできた基礎を生かし、実際に社会で活躍することができるための技術を習得します。いわば、商工生の学びの到達点なのです。今年はコロナ禍のため活動が制限される班もあった一方で、電子機械科と商業科が協働で「自動アルコール消毒噴射機」を製作するなど、ピンチをチャンスに変えることができた班もあります。先輩たちの発表を聞いた後輩たちがさらに創意工夫を凝らして飛躍してくれることを願います。

 

コロナ禍における飲食店の経営について話しています。あるグローバル企業とリモートでミーティングをしたことをまとめました。

 

プログラミングの技術を駆使したオリジナルゲームについての発表です。先生や後輩にプレイをしてもらいました。それぞれのクリエイターの個性が存分に発揮されたゲームは電算室でプレイ可能です。

電子機械科と協働で人に反応して音が鳴る竹灯籠の作成をしました。商業科が出したアイデアを工業科の技術で実現するのは商工ならではです。

 

こちらは機械科と商業科が協働して製作したガチャガチャについての発表です。工業製品を売るためのマーケティングや利益を出すための知識を商業科から教えてもらいました。

 

技術ボランティア班では、近隣の施設の備品の修理などを承っています。写真は近隣の幼稚園から製作を依頼されたサッカーゴールについて発表している様子です。部品の買い付けから製作、そして運搬まで生徒の手で行われました。

 

自動アルコール消毒噴射機についての発表です。電子機械科と商業科が協働して製作をしました。近隣の施設や16校もの中学校に無償で配布され、コロナウィルスの防疫に役立っています。

 

この他にも充実した内容の発表が盛りだくさんでした。鹿本商工で培った技術と人間性を生かし、4月からの新生活で頑張ってほしいと思います。