校章デザインが決定しました

 校章デザインが決定しました。たくさんの御応募ありがとうございました。300点を超える応募作品の中から椎葉瑛稀さんの作品が最優秀賞に選ばれ、めでたく校章として採用することになりました。

 

 

 校訓である「心豊かに 道を求め 共に生きる」がデザインにうまく表現されている作品でした。地域の特産であり、校名にもある稲の生き生きと伸び行く姿や、上級生が下級生を温かく包み込んでいる様子が描かれています。左の下から上に通した筋は夢を持って自ら道を求めていく力強さが表現されています。また、オレンジ色の右下からのラインには地域や保護者などの周囲の方々の見守りや愛情が表現されており、私たちの学校に対する思いがすべて盛り込まれた作品でした。

 校章は一番大きなところでは体育館の緞帳の中央に、そして、校旗や応援旗にも使用されます。細かなところは学校用の封筒やリーフレット、発行物にも使用する予定です。この後、長く子どもたちだけでなく、卒業生や保護者、地域の方にも親しまれていくものだと思っています。

 

 併せて、今回はスクールカラーも制定することにしました。「藍色」です。校章の左側にある縦のラインの藍色を採用しました。藍色はジャパンブルーとも呼ばれ、染料などで古くから用いられてきたことから、歴史と伝統のある鹿本地域にふさわしい色であること、長く愛されてきたその色には、芯のある実直さやひたむきに努力する姿勢を感じることができるということ。そして、深みがあり、落ち着いた色であることから、人を包み込む優しさや豊かさがあり、安心感を感じることのできる色であるという理由からです。校訓「心豊かに 道を求め 共に生きる」にもつながるこの藍色をしっかり定着させていきたいと思っています。

 

 

 令和2年11月

 熊本県立かもと稲田支援学校

        後迫 貴利子