寄宿舎

2025年7月の記事一覧

男子棟 点呼シリーズ2025④ 「何の略語?」

  今の世の中、略された言葉があふれていますよね。ということで、略語をクイズにして聞いてみたので紹介します。

 文中の「◎」はヒントなしで答えられたもの、「△」はヒントを聞いてわかったもの、「×」は誰もわからなかったものです。

 

① 「百均」(百円均一):△ 

  意外にもノーヒントでわかる人はいませんでした。

② 「酎ハイ」(焼酎ハイボール):△

  ノーヒントで分かる人がいなくて安心しました。

③ 「インライ」(インスタライブ):◎ 

  速攻で答えが出ました。私は知らなかった。

④ 「UV」(ウルトラバイオレット):× 

  これも、全く知りませんでした(^^;

⑤ 「韓国」(大韓民国):◎ 

  さすが、ひのくに生!

⑥ 「ポケモン」(ポケットモンスター):◎

  サービス問題でしたが、「ポケモンGO!」と答えた人がいて、大   

 いに沸きました。

⑦ 「電車」(電動客車):×

  力を入れて図解説明しましたが、薄い反応でした。 

⑧ 「アニメ」(アニメーション):◎

  ラテン語で「霊魂」を指す「アニマ」が語源。命のない静止画に、

 命を吹き込むという意味だそうです。

⑨ 「行ってきます」(行って必ずもどってきます):△

  昔(江戸時代)は一歩家を出ると様々なリスクがあり、無事に戻る

 ことが当たり前ではなかったそうです。見送ってくれる人に対して、 

 「必ずもどってくるから、安心して」というメッセージが込められた

 言葉が「行ってきます」なのです。美しい日本語ですね。

⑩ 「行ってらっしゃい」(行って必ずもどってきてください):◎

  ⑨の「行ってきます」を受けての問いでしたが、クリーニング科の

 生徒がすぐに答えてくれました。私が伝えたかったことを理解してく

 れて、うれしかったです。

 

「日頃のあいさつも、その語源を知ることで心のこもった気持ちの良いものになるね」と話して点呼を終えました。

男子棟 点呼シリーズ2025③ 「求む 有言実行男!」

 学校や日常生活で「これだけは必ずやる!」という決意を皆の前で宣言し、結果を評価する企画「求む 有言実行男!」 この企画も3年目になりました。1年生にも宣言者が出たので、紹介したいと思います。

 ①「同級生の女子と映画デートをする!」 (期日:7月19日)

 日時まで決めて宣言してくれました。うまくいくと良いですね。青春です。

②「先輩の家まで自力で行く!」 (期日:8月25日まで)

 夏休みに、少々距離のある所に住んでいる先輩に会いに行きたいとのことです。人のつながりがSNSで済まされる時代に、誰かに会うためだけに行動するところに純粋さを感じます。

③「一人で猫カフェに行く!」 (期日:8月25日まで)

 宣言者は特に猫が好きなわけではないそうですが、経験値を上げるために宣言したそうです。行く予定にしているカフェを見に行きましたが、ガラス張りの店で周りから丸見えです。一人で入るには勇気が必要だと感じました。頑張ってほしい。

④「専門学校に合格する!」 (期日:8月9日)

 これはまさに真剣勝負です。何も説明することはありません。合格を祈っています。

⑤「生徒会選挙で当選する!」 (期日:7月15日)

 副会長に立候補した生徒が宣言しました。どちらかというと控えめな生徒なので、自分を変えようと立候補したのかもしれません。対立候補は1人で、まさに真っ向勝負です。当選できると良いですね。

 「勝利者効果」という言葉があります。これは、「敗北から学ぶ」の真逆で「小さな勝利の積み重ねが大きな勝利を呼び込む」という考え方です。ここでいう勝利とは何も大それたことではありません。例えば、「毎朝7時に起きる」「1カ月に1冊の本を読む」など目標を設定し、達成できれば勝利なのです。そして、勝利した人は次の目標に対しても勝利する確率が高くなるというわけです。

「求む 有言実行男!」は勝利者効果を狙っての企画です。越えられそうな壁を自ら設定し、一つ一つ乗り越えて行くことで、成功体験を増やし、自尊感情を高めたいと思っています。

サークル紹介② 「千利休」

 昨年度から継続で取り組んでいる、お茶サークル「千利休」。今回は部長のO君が、友達や先生にお点前を披露してくれました。1年間続けてきただけあって、凛とした立ち居振る舞いでお茶を点てる姿が印象的でした。

 出席された方からは、「おいしい」「とてもまろやかでした」と賛辞をいただいていました。O君は、「お客様の反応はいつも気になります。喜んでいただけたのならとてもうれしいです。」と話してくれました。

  また、「僕がお茶に興味を持つようになったのは、小学生の時です。テレビで茶会の様子が流れていたのですが、お茶を点てられる方の姿がとてもかっこ良くて、いつか僕もやってみたいと思っていました。寄宿舎で体験できて本当にありがたいです。」とも語ってくれました。今後も精進し、おいしいお茶と和やかな雰囲気を作ってくれることを期待しています。