学校生活/SCHOOL LIFE

2024ブログ

2年総合ビジネス科×D-HORIZONとの協働授業<3>

 本日3回目のD-HORIZON様との協働授業を行い、学校パンフレットの作成への最終的な意見集約を行いました。

 普通科、農業食品科、グリーン環境科、社会福祉科の「キーワード」「キャッチコピー」を考えるというテーマに対して、友人を思い浮かべながら思考を巡らせたり、ネット検索で情報を収集したりしながら、生徒それぞれの方法で頑張っていました。「守る」「支える」「つなぐ」「寄り添う」など、まさに阿蘇中央高校の強みを表したキーワードも出てくるなど、とても充実した時間となりました。

【生徒の感想】

〇学校パンフレットの作成への準備がこれほど大変なのか気づかされた。スキルやソフトウェア活用だけでなくそれまでの過程が重要だと認識できた。

〇今回のパンフレット作成の授業では、発表の時などに積極性が足りないところが反省点だなと思います。今日の授業でもうちょっと自分から積極性をもって行動できていれば、もっと自分の成長につながると思います。

〇学校パンフレット作成を行って、パンフレットを作る前は分析をしたり表紙を考えたりしないといけないとわかりました。自分の学科だけではなくてほかの学科のキーワードやキャッチコピーを考えることも大事だとわかりました。

〇阿蘇中央高校は、人間の生活を支える食、環境、福祉、ビジネスを学べるとても良い学校だと感じることができました。

 今後は、3回の協働学習で学び得たこの知識・技術を生かしセルフプロデュース(自己表現)という視点を持って、次の課題(名刺作成)に取り組む予定です。協働学習3(動画)

こども本の森にて いすの贈呈式(グリーン環境科)

5月16日に熊本県立図書館で本校の生徒が製作した椅子の贈呈式が行われました。美術部が制作した絵をレーザー加工機で材料に刻みこみ、それを基にグリーン環境科森林資源活用類型の生徒で椅子を組立ました。贈呈式では、3年の吉良山くんが「子どもが怪我をしないように、角を削って丸くして丁寧にやすりをかけた」と工夫した点を説明しました。入館時の受け付けや館外のウッドデッキ等で使用されるそうです。

高低差を調べてみよう!(測量:グリーン環境科2年)

高低差をはかる水準測量実習を行いました。生徒たちは決められた路線を2人1組でミリ単位まで観測。データを記録する野帳のかわりにタブレットにデータを入力し、皆で情報を共有しながら実習を行いました。誤差が小さかった班からは「やった~!」と嬉しそうな声が聞こえていました。

2年総合ビジネス科×D-HORIZONとの協働授業<2>

5月20日(月)に、2年総合ビジネス科×D-HORIZONとの協働授業<2>を実施しました。前回の生徒の付箋にのせた想いを受け取っていただき、一つひとつに丁寧にお返ししていただき、生徒たちはうれしそうでした。前回の基礎講座初級編の反省や成果をもとに、中級編へ移行し難易度もアップしました。パンフレットもリーフレットもやはり「表紙」が大事であるという意識を強く持つため、グループに分かれて思い思いのアングルやシチュエーションで学習用端末を使い表紙のイメージを膨らませました。講師の重岡様や野路様の雰囲気作りのうまさもあり、みんな楽しく取り組んでいました。 

 【生徒の感想】

 〇自分はデザイナーみたいな職業には興味は持ってないけど自分も似たような職業に就きたいと思っているのでできるだけたくさんのことを学んでいきたい

〇今回の授業で感じたことはパンフレットやポスターを作るのには事前準備としてイメージとなる高層を作り、そのイメージに合う写真を複数作成するということがわかった。何事にも、事前準備が必要になるということがわかった。

〇アイデアを出してくれた人に対して否定から入らず、まず「おーいいね!」など肯定する言葉を発することが大事だと思った。その次に、こうしてみてもいいんじゃない?と言うと考えも深まるしあまり相手を傷つけづに話し合いができると感じた。

デザイン的思考には、華やかさ(ソフトウェア活用)までにある、地道な意見の洗い出しや掘り起こし、想いに寄り添う作業、つまり事前の準備が何より大切であることも生徒たちには伝わり始めているようです。生徒自身もこの協働授業の中で成長を感じるようになっています。次回は5月27日(月)に予定しています。 

協働授業の動画を配信します。どうぞご覧下さい。協働学習の様子

 

農業土木設計(グリーン環境科2年・環境デザイン類型)

圃場(畑)とグラウンドの土に含まれる水の量を調べるために含水比(がんすいひ)試験を行いました。土試料は恒温乾燥機を使い110℃で炉乾燥(24時間)します。含水比は土の状態を把握するために重要な数値です。適切な数値を知ることで地盤沈下や構造物の損傷を防ぐことができます。