▼23-2-27(阿蘇校舎 正門工事に伴う通行止め及び迂回について.pdf)を更新しました。
▼23-1-13(令和5年度(2023年度)阿蘇中央高校校舎間移動バス運行業務委託公募型プロポーザルの実施について)を更新しました。
▼22-10-27(令和5年度募集要項)を更新しました。
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本日、総合ビジネス科1年は阿蘇ファームランド研修に行きました。1日目の研修内容は、開講式・震災講和・班別研修(各担当箇所にてPOP作成)・アニマルセラピー・レストラン研修と盛りだくさんでした。レストラン研修では、日頃レストランで使っているドリンクバーの機械清掃や食器等を洗う活動、テーブルセッティング等を体験し、今まで経験したことがないことを体験できました。明日も引き続き阿蘇ファームランドで研修をします。
10頭が生まれてからちょうど一カ月が経ちました。さすがに10頭たちが寝るお部屋が小さくなってきました。
今回は豚の管理について!
子豚が生まれると、「断尾」と「犬歯切り」と呼ばれる管理が行われます。「断尾」とは豚の尾を切ることです。断尾を行う理由は、仲間同士で尾を噛ませないようにするためです。「尾かじり」と言いますが、尾を噛んだ箇所から出血し、病原体が侵入してしまう可能性があるのであらかじめ断尾を行います。「犬歯切り」は、お母さん豚の母乳を飲むときや仲間同士でけんかをした際に傷をつけないようにするために行われます。
上記のような管理は、豚にとって痛みを伴います。本校では3年前から「断尾」と「犬歯切り」を行わないことにしました。「アニマルウェルフェア」の観点から、誕生から出荷まで動物が動物らしく過ごせる環境を提供することで「尾かじり」や豚同士の闘争を防げると生徒たちが自ら考えました。
農業食品科養豚部門では、今後も「アニマルウェルフェア」に配慮した飼養管理を行っていきたいと思います。
~続く~
令和5年3月3日(金)予定通り10頭の子豚をお母さん豚から離乳する日がやってきました。子豚はもちろんのことお母さん豚も「我が子と離れることで部屋からなかなか出ないかな。」と考えていましたが、足早にお母さん豚は10頭を置いて去っていきました!(これはよくあることです。)
下の写真が離乳する直前の写真です。
下の写真がお母さん豚がいなくなったあとの様子です。
いかにお母さん豚が大きいかがよく分かりますね。10頭はしばらくこの部屋で過ごし、体重が約20~30kgを目安に大きい部屋で飼養していきます。(飼育ではなく、畜産の世界では「飼養」と呼びます。)
次回は、豚の管理についてお話します。
~続く~
10頭が生まれてから、3週間が経ちました。養豚の世界では、お母さん豚から子豚を離す(いわゆる離乳と言われます。)日数が3週間から4週間を目安に離乳が行われます。人間の赤ちゃんは、生後10か月ごろから離乳の準備に入るということなので、人間に置き換えると豚がいかに離乳が早いかが分かります。
ちなみにお母さん豚は離乳後、約1週間以内に発情が来て次の繁殖準備に入ります。離乳後数日は自分の子豚を認識しますが、発情を迎えると自分の子供とは認識しなくなるので、離乳とは子豚にとってお母さん豚との一生の別れとなるのです。
下の写真が子豚の離乳食となる粉ミルクを採食している様子です。
豚は嗅覚と聴覚がとても優れており、子豚用の粉ミルクはバナナのような甘いにおいがするので、子豚も喜んで寄ってきます。ですが、写真を見ても分かるように粉ミルクをすぐにこぼしてしまうので初めは少量から与えていきます。
上の写真の右から2番目に映っている子豚の額が少し黒くなっているのが見えますか?これは、お母さん豚の母乳を飲んでいる際にお母さん豚の母乳が飛び散って顔にかかり、そこにほこりがこびりついて黒くなっている状態を表します。つまり、お母さん豚の母乳が多く生産されていることを意味し、十分に母乳が飲めている証拠でもあります。
10頭たちがお母さん豚とお別れするのは、3月3日(金)を予定しています。
~続く~
2月20日(月)ホテルサンクラウン大阿蘇にて、阿蘇三校の高校生を対象に進路説明会が開催されました。
県内外の大学・専門学校、企業のブースに分かれ、担当者から直接説明を聞きました。
同じ系統の学部や同種の専門学校の話を比較することで、より自分に合った進路を考える機会になったようです。
参加した生徒は、1年後2年後の進路実現に向けて決意を新たにしている様子でした。
阿蘇ジオパーク推進協議会主催のオンライン発表会が行われました。小国高校や高森高校本校も合同での実施でした。
本校からは普通科から2班、グリーン環境科、農業食品科から1班ずつ選出され、それぞれ総合的な探究の時間に学習し探究した成果を発表しました。質疑応答や公表では阿蘇ジオパーク推進協議会や環境省の方々からのアドバイスをいただき、これからさらに探究内容を深めていこうという姿がみられました。
2月15日(水)、3年生を講師に「先輩に聞く2022」進路講演会が行われました。
進路目標を達成した3年生の6名が、自らの受験勉強や進路実現に向けた取り組みを発表してくれました。
四年制大学(国公立、私立)、短大・専門学校、公務員・民間就職とそれぞれの分野の代表として話をしました。
1年生も2年生も真剣な眼差しで、時折メモを取りながら先輩方の話を聞いていました。
質疑応答も盛り上がり、自分の進路を考える良い機会になったようです。
<生徒の感想より>
・早めに自分の進路を定めておくことで、スムーズに進めることができたり、自分の夢自体がモチベーションになることが印象に残りました。
・公務員は複数合格することができ、試験の際はどの試験を受けているのか自分でもわからなくなることもあるけど、複数合格するとその分選びやすくなることを知りました。
・自分の地元に貢献する事ができる企業を探したその視点がすごいと思いました。
・受験勉強をスムーズに行うためにも1・2年生の学習はしっかり抑えとくことが必要だと感じました。
・勉強以外にも部活やボランティアで頑張った経験が将来進学や就職で有利に働くことを知り、キャプテンとしてもっと頑張りたいという気持ちや地域に貢献できるボランティアを積極的に行いたいと思いました。
・先輩の話を間近で聞いて面接の緊張感が伝わってきました。モチベーションの維持の仕方やストレスの解消方法など先輩方のリアルな意見を聞くことができて良かったです。進路先進学先の決定は早めに決定して、面接や作文などの練習を早めにすることが大切だということがわかりました。
・実際に先輩方に話を聞くことができて、自分の進路に進むために必要なことが見えてきたなと思います。
どの先輩方も日頃の積み重ねを大切にされていたので、私も受験生になって焦らないでいいように今のうちから日々の授業の復習や予習を習慣化できるようにしたいです。
それと早めに進路を明確にして悔いのない進路決定をしたいと思いました。
2月16日(木)阿蘇市、熊本保健科学大学、阿蘇中央高校の包括連携に関する協定締結式が阿蘇市役所で行われました。
本校からも校長先生をはじめ、1年生の代表生徒2名が参加し、式後は多くの報道機関からインタビューを受けました。
次年度からこの連携による「高齢者の健康寿命の延伸」に向けたプロジェクトがスタートします。高校生と大学生が健康チェックやデータ分析を行い、行政と連携して地域問題に取り組み、世代が異なる地域住民と交流を図ることで地域活性化を目指します。
プロジェクトの様子は、学校HPのブログをはじめ、さまざまな場面で発信していきます。
ぜひ、ご注目ください。
10頭が生まれてから8日が経ちました。令和5年2月15日(水)3・4限目の2年農業食品科畜産専攻生の授業で、ワクチン接種・鉄剤投与を行いました。
10頭のうちオスが3頭、メスが7頭だったので、オス3頭はワクチン接種とは別に去勢も実施しました。
オスの豚はなぜ去勢するのかというと、主に2つ理由があります。
①お肉にした際の雄臭を除くため。
②オスがメスと勝手に交配しないように。
このような理由が挙げられます。養豚が盛んなEUなどでは、ワクチンによる生殖機能の減退が行われています。
ワクチン接種は、病気の予防。鉄剤は、貧血を防ぐために行います。
今回の実習では子豚にとってリスクがあるものですので、生徒たちも慎重に実習を行っていました。
~続く~
10頭が生まれてから、3日が経過。今日も元気にお母さん豚の母乳を飲んでいます。
突然ですが、ここで問題です。子豚がお母さん豚の母乳を飲む説明として正しいものは次のうちどれでしょう?
①その日によって母乳を飲む乳頭が変わり、その日の子豚の気分次第。
②お母さん豚が子豚一頭一頭に、「あなたはここの乳頭で飲みなさい。」と子豚に信号を出している。
③生後3日目まではまだ母乳を飲む乳頭が決まっておらず、生後4日目以降に子豚が母乳を飲む乳頭が決まる。
答えは分かりましたか?
正解は③「生後4日目以降に子豚が母乳を飲む乳頭が決まる。」でした。
上の写真を見てもらうと、お母さん豚の前足側にいる子豚は母乳がよく出る乳頭で母乳を飲んでいます。
反対に手前に一頭だけいる子豚は、母乳が出にくい乳頭で母乳を飲んでいます。
なぜお母さん豚の前足の乳頭の母乳がよく出て、後ろ足の乳頭の母乳が出にくいのかというと、豚の心臓は両方の前足の間にあり、心臓に近ければ近いほど血液を送り出す量が多いので必然的に前足の乳頭のほうが母乳がよく出ることになります。
生まれて3日以内でより良い乳頭の取り合いが行われ、自分が母乳を飲む乳頭が決まってしまいます。
ちなみに、子豚は自分が一度決めたところ以外の乳頭では母乳を飲もうとしません。
小さいながらも、自然の厳しさを感じる場面でした。
~続く~
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