クラス別研修を終えた一行は、先ほど羽田空港へ。
いよいよ、この旅の舞台となった地ともお別れです。
午前中の研修では、農業科と福祉科が、日本の政治の心臓部「国会議事堂」を訪問。
出迎えていただいたのは、参議院議員の松村祥史様。
国会の機能や地元への熱い思いを直接お話しいただき、生徒たちにとってこれ以上ない貴重な学びの場となりました。
お忙しい中、本当にありがとうございました。
くしくも本日は「衆議院解散」という歴史的な一日。
国会議事堂の周辺は、行き交う黒塗りの車や、配備されたパトカー、そして数多くの警察官が目を光らせるなど、異例の緊迫感に包まれていました。
至る所に報道陣やカメラが構える物々しい雰囲気の中、本会議場では国会の開会に向けて慌ただしく準備を進める方々の姿があり、私自身、何度か引率で訪れたことがありますが、今日ほど「歴史の動く音」を間近に感じたことはありません。
高校生という多感な時期に、国家の未来が動く瞬間の熱量を肌で感じられる彼らを、少し羨ましくさえ思います。
その後、農業科は「銀座」へ。
都会の最先端の空気の中、熊本の香りが漂う「銀座熊本館」を訪ねました。
故郷の特産品が並ぶ光景を目にして、いっそう芦北が恋しくなったのではないでしょうか。
林業科は「林野庁」にて森林行政の最前線を学び、福祉科は「オリンピックミュージアム」で共生社会への想いを深めるなど、それぞれに充実した最終日を過ごしました。
各研修を終えた一行は、バスで羽田空港へと向かいました。
車窓を流れていく東京の街並みに心の中で別れを告げ、次第に遠ざかるビル群を名残惜しそうに見つめる生徒たちの表情が印象的です。
ここで、この旅に同行してくださった看護師さんとお別れです。
日々の健康管理はもちろん、移動中の細やかな体調確認など、プロの視点での温かいケアがあったからこそ、全員でここまで歩んでくることができました。心より感謝申し上げます。
チェックインを終え、出発ゲートへと向かう生徒たちの顔には、楽しかった旅の余韻と、故郷を懐かしむ穏やかな表情が入り混じっています。
これより機体に乗り込み、九州の空へと向かいます。
次に更新する際は、鹿児島、それから芦北の地よりお届けいたします。
「旅の果て 笑顔で帰る までが旅」