鹿児島空港での解団式を終え、一行は無事に学校へと戻ってまいりました。
バスから降りてきた生徒たちの表情には、全行程をやり遂げた安堵感と、どこか誇らしげな自信が満ち溢れています。
福島の地で命の尊さと「向き合う」
東京の喧騒の中で自律を「学ぶ」
専門学科の研修で未来を「見据える」
友と語らい、時間を「共有する」
そうして一歩ずつ、昨日までの自分を「超えていく」
そんな、成長を刻んだ濃密な4日間でした。
福島の静謐な空気の中で刻んだ「生の重み」があったからこそ、その後に降り立った東京の煌めきは、より一層、命の躍動として眩しく映ったのかもしれません。
そして今、夜の帳(とばり)が下りた学校に戻り、ふと見上げる「見慣れた」芦北の夜空。
静かな「祈り」を捧げた福島の空も、圧倒された東京の「煌めく」空も、今ここにある空とつながっています。
遠く離れた場所で感じた葛藤も、感動も、そして今日抱いた故郷への愛着も。すべてはバラバラの経験ではなく、彼らの中で、一本の確かな線となってつながります。
自分の足で歩き抜き、新しい視点を得た彼らが見る景色は、出発前よりもずっと、鮮やかな色に満ちているはずです。
膨らんだ鞄の中身以上に、彼らの心には目に見えない宝物が詰まっています。
この経験は、これからの人生を支える確固たる糧となると確信します。
生徒たちはこの旅の間、毎日の振り返りとして「しおり」に一句をしたためてきました。
後日、その心の軌跡を本ブログにてご紹介させていただきます。
彼らが何を感じ、何を学んだのか、その瑞々しい感性を楽しみにお待ちください。
看護師さん、添乗員さん、バスの運転士さんやガイドさん、そして帰校を支えてくれた先生方。
多くの方々の献身に支えられ、この旅は静かに幕を下ろします。
何より、今日まで温かく送り出し、信じて見守ってくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
今夜はぜひ、お子様が持ち帰った「冒険報告」を肴に、家族団らんのひとときをお過ごしください。
最後までお付き合いいただいた皆様へ、心より感謝を込めて。
ありがとうございました。
「ただいまの 声に自信の 色がさす」