時には雲を眺めてみませんか? ~令和6年度後半がスタート~
令和6年度も早いもので半年が過ぎ、先週からいよいよ後期がスタートしました。3日間の秋休みを境に、朝晩はぐっと涼しくなり、確実に季節が移りつつあることを肌で感じます。後期は、地域の小・中・高校との交流学習や校外学習、修学旅行や宿泊学習、高等部一般学級の体育大会など、様々な学校行事を予定しています。相変わらず新型コロナ感染症やインフルエンザなどの感染状況が気になるところではありますが、後期もしっかりと感染対策を行いながら、充実した毎日となるよう取り組んでまいります。
先週の後期始業式では、「秋の雲」について子どもたちに話をしました。「天高く馬肥ゆる秋」とはよく言ったもので、秋は食べ物が一段と美味しく、「馬が肥ゆる」だけでなく、私たちも気を付けないと、つい食べ過ぎて後悔してしまいそうです。そして、秋は空気が澄んでいるせいか、空が夏の空よりも秋の空が確かに高く感じます。雲も独特で、その形状から「さば雲」「うろこ雲」「羊雲」など様々な名前で呼ばれているそうです。最近は、特に朝に空を見上げてみると、様々な形状の雲を見ることができます。それぞれの雲を学術的に知ることは難しいですが、一人一人の感性で「○○くもかな?」と想像を膨らませてみるのも楽しいと思います。ちょっと早起きできた朝には、子どもさんと秋の空を眺めてみてはいかがでしょうか。
秋は、学習にも最適な季節です。日々の学習の中で子どもたちはたくさんのことを経験し学びを深めています。これからも、「本物に触れる」「やってみる」ことを大切にしながら、子どもたちが様々な学習体験を積み重ねることができるよう、教育活動を充実させてまいります。 荒尾支援学校長