お知らせ

令和6年度ホームページ 校長室より

 ようこそ 天草工業高校のホームページにお越しいただきありがとうございます。

天草地区唯一の工業高校である本校は、1963年(昭和38年)の創立以来、60有余年に渡り「温厚・誠実・勤勉」の校訓の下、常に産業界や時代の要望に応えて、特色ある工業教育を実践して参りました。基礎的・基本的な知識や技術・技能を習得して卒業した生徒は11,000名を超え、県内はもとより、全国各地、各界各層で活躍しています。
 本校は、交通の要衝、天草下島の玄関口に位置しており、近隣からは、雲仙を背にして瀬戸歩道橋・天草瀬戸大橋・天草未来大橋が一望できます。瀬戸運河に面した校舎は、熊本県のアートポリス構想により美しい水際の景観を活かして大型客船のキャビンをデザインした造りとなっています。あまくさ宝島のランドマーク的建物であり、永く文化的資産として後世に残るものと思います。

 令和5年3月には、産学官連携によるCGに関する教育や人材育成に向けて、天草市や企業と「天草市の活性化及び熊本県立天草工業高校の魅力向上に関する連携協定」を締結し、本校のスクール・ミッションを遂行するための確かな一歩を踏み出しました。
 現在、「Discover Your Next Level~もう一歩踏み出す~」をスローガンに掲げ、機械科、電気科、土木科、情報技術科の4科に在籍する約470名の生徒が、将来の夢の実現に向けて日々勉学や部活動に熱心に取り組んでいます。

 時代の変化が激しく、新しい技術や考え方が次々に現れては姿を変えていく中、そのサイクルが早いため、私達はその変化に対応できる力を身に付けていかなければなりません。このような時こそ、学校は家庭や地域社会と連携・協力して生徒を育てていくことが重要です。これからも、育友会、同窓会、さらには地域社会の皆さまから応援をいただきながら、魅力ある工業教育を充実・発展させ、社会や時代の負託に応える人材を育てていきたいと考えております。

 多くの方々に本校の特色や魅力をご理解いただき、優秀な生徒の皆さんが高い志を持って入学してくることを心待ちにしています。

 

 令和6年4月 熊本県立天草工業高等学校長 西村 洋信