校長室より

ハート 天高生とは 何ぞや

昨日は美しい十三夜の月が 海の面を照らして輝いていました。

爽やかな秋の到来です。

 

今 天草中央消防署の小平署長から

「昨日夕方 ある女性が、城下で転倒して頭から血を流しておられたのを

 通りがかった天草高校生10名ぐらいが見つけて

 ハンカチで傷を覆ったり、カバンを枕代わりにさし出したりして

 救急車も呼ぶなど てきぱきと丁寧に対応してくれて

 救急対応上も大変助かりました。 何かの機会にぜひ生徒たちにもお声かけください」 

との うれしい電話をいただきました。

 

これには

実は余談があって

「城下の交差点付近に天草高校生がいっぱい集まっているが

 ひょっとして事故があったのではないでしょうか?」

という地域の方からのお電話も 実は 昨夕受け取っていました。

本校職員が確認のために 昨夕出かけていたのですが

生徒たちがご婦人を優しく介護している姿を見て胸が熱くなったそうです。

「天草高校生は 立派に育っていっています。

 対応してくれていたのは 寮生たちでした」

と 朝から報告を受けたばかりでした。

 

生徒たちが心配だと 昨夕 城下の現場に駆け付けた先生は

いつも

「天高生とは 何ぞや!」と 問い続けている先生です。

さわやかな秋空の下、

熱くて優しい思いが 天高生の心にもしみこみつつあるようです。