R7年度「中学部の日々の様子」

 　１１月２７日（木）に総合的な学習の時間で「天草ケーブルネットワーク株式会社」に見学に行きました。あ～ぶるチャンネルのスタジオ見学とみつばちラジオ見学では、アナウンス体験やカメラマン体験、生放送のラジオ収録を見学する等、大変貴重な体験をさせていただきました。また、見学に来ている様子の紹介と生徒達が選んだリクエスト曲を流していただき、生徒も大喜びでした。昼食は天草プラザホテルのレストランでバイキングを食べ、実りの多い時間を過ごすことができました。

　１１月の社会の授業では、学校や天草地域における防災について考えました。災害の種類を知ってから天草で起こりうる災害を予想したり、どこが避難所になるのか、避難所の役割やルールなどを学んだりしました。学習の後半には、学校周辺の防災マップの作成や、避難所で自分にできることを考えました。今後も危機管理意識を持って、生活の中にも生かしてほしいです。

　１０月の美術の授業では、針金アートに取り組みました。針金の性質やペンチの使い方を学習した後、作りたいもののイメージをイラストにかいたり、参考になるものを検索したりしました。針金を鉛筆や水筒など身近にあるものに巻き付けたり、ペンチを使ってねじったりしながら、動物などをモチーフにした針金アートを制作することができました。完成した作品は、２月に如水館に展示予定です。

　１０月は職業分野の職場見学と校内実習体験を行いました。職場見学(２・３年生)では、事業所(ＮＰＯ法人ビタミンあい、社会福祉法人あまくさ福祉会 地域生活支援センターグリーン・就労サポートセンターぴ～す)の説明と仕事場の見学、実際の仕事も体験させてもらうことができました。「緊張した。」「難しかった。」と真剣に取り組む仕事の大変さを感じることができました。

　校内実習体験(１年生)では、作業基礎や訓練、清掃活動を行い、働く力の大切さを体験することができました。自分の力を知ることができ、挑戦しながら最後まで取り組むことができました。今後も、将来へ向けて働く生活をイメージしながら、様々な学習に取り組んでいきます。

　９月１９日（金）に、本渡中学校特別支援学級（知的）と学年交流会を行いました。

　自己紹介や各学年ごとにレクリエーション（本渡中：魚釣りゲーム、本校：ダーリング）等を行い、司会や挨拶、ゲームの説明など各係も分担して行いました。小学部時代に交流していた本町小学校卒の友達と久しぶりに会い、再会を喜ぶ場面もありました。

　９月５日（金）から早速作業学習が始まりました。天支フェスタでの製品販売に向けて、自分が担当する作業活動に心を込めて丁寧に取り組んでいます。天支フェスタまで約２ヶ月という短い期間ですが、それぞれの生徒が協力しながら頑張っています。

　7月は様々な音楽を鑑賞しました。世界の音楽を聴いて、使われている楽器に触れたり、お店や
テレビ等で耳馴染みのある曲を聴いて、感じたことを発表したりしました。普段何気なく聴いて
いる曲も「どんなイメージ?速さは?」「どっちが好き?」などを意識して聴くと、新しい発見が
あり、とても興味深かったです。これからもたくさんの音楽に触れてほしいと思います。

　6~7月は家庭分野の裁縫に挑戦しました。裁縫用具の名前を確認し、色やデザインを考えて、
フェルトを裁断。プラスチック製の針やボンド等も使いながら、なみ縫いやかがり縫い、飾り付
けに取り組みました。素敵なコースターやポケットティッシュケースができあがり、生徒たちも
「上手にできた!」、「家で使おう!」と嬉しそうに話していました。

　６・７月の保健体育の授業では、水泳に取り組みました。最終日には、「記録会にチャレンジしよう」というテーマのもと、それぞれの泳力に合わせて練習してきた成果を発表しました。水中に顔を付けることに挑戦した生徒や、ビート板を使ってばた足を意識して泳ぐ生徒、クロールでタイムを意識して速く泳ぐ生徒など、それぞれが練習の成果を発表することができました。

　６月の理科では、「雨水の行方」という内容に取り組みました。水の特徴について予想を立て、実験を通して結果と見比べることで、「水は高い場所から低い場所へ流れる」ことについて学びを深めました。

　これからもまだまだ雨が降る日が続きます。過去の土砂災害や水害等からも学びを深め、「防災」の視点からも、日頃の生活につなげていきたいと思います。

　５月の美術の授業では、風景画の制作に取り組みました。構図の取り方を学習した後、構図を考えながら、自分が描きたい場所をｉＰａｄのカメラ機能を使って写真撮影をしました。「下からの階段を描きたい！」「このドアを主人公にしたらどうかな？」と、友達や教師と相談する様子が見られました。遠近法や混色についても学び、「私のだいすきな学校」「いつも通るろうか」などのタイトルで、毎日過ごす学校を描くなど、工夫を凝らした風景画を制作することができました。

　１、２年生は高等部主事に、「高等部生活や現場実習のこと」「高等部卒業後のこと」を話していただき、真剣な表情で聞いていました。特に、現場実習先の説明は、「スーパーセンターTAIYO」「ナフコ」「マクドナルド」など、知っている会社名があり、生徒の中から、「コンビニで働いてみたい」という感想も聞かれました。高等部教室見学では、中学部にない作業班にとても興味津々でした。また、天支球の製作体験もすることができました。

　質問や感想発表後、最後に高等部主事が、「卒業後は笑顔で活躍して、人のために役立ってほしいです。高等部では、そのことを学んでいきます。」と話されました。中学部生活の中で、作業学習を通して働く喜びを知り、日頃の生活でお互いに助け合いながら人から感謝される経験を積み重ねてほしいと思います。

　３年生は、高等部2年生と交流をしました。自己紹介やクイズ、レクリエーションなどの活動を通して親睦を深めることができました。次年度、高等部へ進学すると、一緒に活動する仲間になります。期待が膨らむ交流会となりました。

　５月の保健体育の授業では、スポーツテストに取り組みました。測定内容は握力、上体起こし、長座体前屈、２０ｍシャトルラン、５０ｍ走、立ち幅跳び、ハンドボール投げの８種目に一人一人が全力で取り組みました。生徒それぞれが力を発揮できるように各種目のテストの前に一度練習をして各種目のルールや力の出し方を学びました。

　測定が始まると順番を守りながら応援したり、声をかけあったりして測定することができました。

　４月の「職業・家庭」で、ｉＰａｄの使い方について学びました。盛りだくさんの内容を２回の授業に分け、ｉＰａｄの基本操作、情報モラル（インターネット被害にあわないために）、ＧｏｏｇｌｅＣｌａｓｓｒｏｏｍの使い方について学びました。

　カメラ機能を活用して二次元コードを読み取ったり、ホームページから必要な項目を抜き出したりと、実際に体験しながら学ぶことができました。学校でのタブレット活用のルールについても、日々の学校生活の中で丁寧に学び、将来の能動的な情報機器の活用につなげていきたいと思います。

　ぜひこの機会にご家庭でも、「タブレット等の利用時間を決める。」「フィルタリングをかける。」「夜の利用は〇時まで。」等、家庭内でのルールを子どもと一緒に考え、実践してみてはいかがでしょうか。

　４月１８日（金）、２・３年生が計画・進行をした学部交流会を実施しました。事前に、伝える内容を考えて練習した成果もあり、同じ学部の友達や先生方に向けて堂々と自己紹介をすることができました。また、グループ対抗のレクリエーションでは、ピンポン玉入れと牛乳パックつみゲームに協力して取り組む姿が見られました。勝ち負けではなく、“学部の友達と仲良くなる”という学部交流会の目的を意識して、楽しみながら親睦を深めることができました。これからもみんなと一緒に活動することが増えていきます。学部交流会で仲良くなった仲間と、積極的に関わりながら、充実した学習活動につなげて行きたいです。