窓の外には・・・・・(校長)

 管理棟と教室棟の間には池があり、きれいな湧き水の中を鯉が泳いでいる。「贅沢な眺めだなぁ」と着任して思った。暑い日も気持ちよさそうに悠々と泳いでいる。何かとせわしないとき、ふと窓の外を見るとのんびりと泳いでいる。時には、数匹が連なって追いかけっこをしたり、ちょっかいを出して怒られたり、見ていてとても癒される。

 また、カラスが水浴びをしたり鳩が水飲みに来たり、たまにアオサギもやってきて何かをねらっていたり、池の恩恵を受けているのは私たちだけではないようだ。

 過去、鯉も死んでしまって濁っていた時期があったそうだ。しかし、平成30年6月に近所の方のご厚意により生後1~2年の鯉12匹を当時の職員が譲り受け、以来、心優しい女性職員が毎日世話をして、現在に至っている。

 今は当たり前となった窓の外の贅沢な風景は、そのような皆さんのお陰で毎日見ることができる。                                                                                                                校長 村木 祐二