溶接評価者試験(N-2H)県内高校生初の合格!

溶接評価者試験において機械科3年生の岩田さん(八代四中)が県内高校生初のN-2Hに合格しました。1年生の頃から高校生溶接競技会にも出場しており、その課題でもある基本級のN-2F(下向)を1年生で取得しました。その後3年生で専門級のN-2V(立向)を取得し、このたび県内高校生初となる専門級のN-2H(横向)に合格しました。

 

~岩田さんのコメント~

今回、無事N-2Hに合格することができてとても嬉しく思います。1年生で出会った溶接がこんなに好きになると思っていなかったし、実習や評価者試験、溶接競技会で技術を発揮できると思っていませんでした。溶接の練習をするにあたり、ご指導していただいた先生方に感謝の気持ちで一杯です!!難しい競技会や試験の課題にもひたむきに頑張った自分を忘れずに、社会人になっても努力し続けます。 

 

 

溶接評価者試験とは、国内規格(JIS,WES など)に基づき溶接を行う作業者(溶接技能者)の資格です。基本級(下向姿勢の溶接)と専門級(立向,横向及び上向姿勢の溶接並びに管の溶接)があり,さらに試験材料の種類と厚さ,溶接方法などの組合せによって資格が分かれています。なお学科試験も行われます。

たとえば今回岩田さんが取得した資格の詳細は

N-2F・・・手溶接 基本級 下向 中板炭素鋼(9mm) 裏あてなし ←高校生溶接技術競技会の課題

N-2V・・・手溶接 専門級 立向 中板炭素鋼(9mm) 裏あてなし

N-2H・・・手溶接 専門級 横向 中板炭素鋼(9mm) 裏あてなし

となっています。