植柳校区災害用調理器具贈呈式(機械科)

 2月23日(金)10時00分より、八代市植柳コミュニティセンターにおいて「災害用調理器具(ロケットストーブ)贈呈式」を開催しました。

寄贈に至る経緯は、本校では今年度から防災型コミュニティ・スクールとして、地域と一体となった連携体制や防災システムの構築に取り組んでいます。その学校運営協議会の中で、熊本地震の際、被災者のために炊き出しを行われた中華料理「太楼」様と協同で、災害用調理器具(ロケットストーブ)の製作に本校機械科3年生が取り組み、本調理器具を使用した避難食の試食会を開催したところ、学校運営協議会委員で植柳校区代表の方から、植柳校区6町内にも同様の調理器具を製作してもらえないだろうかとの要望があり、本日の寄贈に至りました。

贈呈式の前に、機械科3年生による「防災型コミュニティ・スクールとして今出来ること~災害用調理コンロで地域防災、被災地支援を!~」の発表を植柳校区の皆様の前で行いました。
  
  

 発表後、贈呈式を行いました。来賓として八代市総務部危機管理課総務審議員の寺田基一郎様、八代市議会議員で本校機械科OBの村山俊臣様にご出席いただきました。

出席者紹介、挨拶等の様子。

   

災害用調理器具(ロケットストーブ)の贈呈、謝辞、感謝状贈呈の様子。
   

出席者の皆様と記念撮影。

 

 植柳校区の6町内に災害用調理器具(ロケットストーブ)を寄贈し、地域の皆様には大変喜んでいただきました。生徒たちが製作した災害用調理器具(ロケットストーブ)を防災としての利用はもちろん、地域の集まりや行事等で活用していただき、植柳地域の絆を深める一つのきっかけにしていただけると嬉しく思います。また、生徒たちは機械科3年間で身に付けた技術を生かして、地元八代に貢献ができ、充実感や誰かのために一生懸命頑張ることの大切さを経験することができました。この経験は将来、社会人として欠かすことのできないものだと思います。この経験を生かして、4月からの新生活に向けて、新しいステージで頑張ってくれるものと期待しています。

 最後に、この機会を作っていただいた植柳校区の皆様、本当にありがとうございました。