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平成29年度 熊本県立八代工業高等学校 第1回学校運営協議会報告

7月14日(金)14時30分より、「平成29年度熊本県立八代工業高等学校第1回学校運営協議会」を開催しました。校長室において、熊本地震における各避難場所(植柳小学校、第三中学校、植柳コミュニティセンター、本校)の状況報告、避難所運営マニュアル(避難所の運営、避難者への配慮、各避難所との連携及び情報共有等)の作成について、熊本県避難所運営マニュアルモデルや八代市地域防災計画をもとに協議しました。

協議会


〇出席者 
  ・片山 新一郎 様(本校全日制PTA会長)
  ・吉田 秀子  様(本校定時制PTA会長)
  ・ 續  安男  様(八代市立植柳小学校防災主任)
  ・吉田 克巳  様(八代市立第三中学校防災主任)
  ・寺田 基一郎 様(八代市役所総務部危機管理課総務審議員)
    ・松浦 幹夫  様(植柳校区住民自治協議会(植柳上町第一市政協力員))
  ・永松 文雄  様(植柳校区住民自治協議会(植柳上町第二市政協力員))
  ・末廣 克郎(校長)
  ・西村 和久(全日制教頭)
  ・本田 国弥(主任事務長)
  ・上村 一夫(主幹教諭)
      ・永吉 要一(全日制防災主任)
      ・有田 和生(定時制防災主任)

○学校運営協議会での意見
 ・避難所運営の際に、誰が何をするのかという「役割」を事前に広報したり、各組織での訓練が必要
   ・大規模災害時は携帯電話を使えないので、無線やLINE等のSNSの活用が必要
 ・避難所として開設されている所が確認できなかった(市が要請する前に開設している
所もあった)
・各避難所の受容人数(キャパシティ)の確認
 ・夏場と冬場の厳しい環境への対応
・高齢者、障がい者、女性、乳幼児等への配慮
など、2学期中に学校独自の「防災マニュアル」を作成する上で貴重な意見・助言をいただきました。

 学校運営協議会の閉会後、本校機械科ピロティーにおいて、大規模な災害が発生した場合に、ガスや電気を使わなくても温かい食事が取れるよう、本校機械科3年生が製作した調理コンロ(ロケットストーブ)を用いて避難食の調理を中華料理「太楼」様に依頼し、避難食の試食を行いました。

製作したロケットストーブに点火


避難食の調理


配膳


試食会


避難食(タイピーエン(上)、お粥(下))

学校運営協議会委員の皆様、中華料理「太楼」様をはじめ、多くの方々に協力を頂きながら、第1回の学校運営協議会を実施することができました。ありがとうございました。