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工業化学科~熊本県立高校 One Team プロジェクト事業における半導体関連人材育成第2・3回講話が行われました。

工業化学クラブです!

 11/27(月)に、工業化学科1・2年生を対象として、熊本県企業立地課 半導体立地支援室 大塚 美由紀 様より第2回半導体関連人材育成講話を行っていただきました。主に半導体やそれを製造している企業について詳しく説明をしていただきました。

 スマートフォンやペッパーくん、自動運転など、私達の生活をとても豊かにしている半導体ですが、半導体がこの世から無くなるとすると、一気に江戸時代のような生活になってしまうことを聞き、半導体の重要性がよくわかりました。

 

 九州内、特に熊本は、TSMCの影響でとても半導体の製造が盛んになっており、今回の講話の中でも多くの企業が半導体産業に関わっているので、興味・関心がとても高まってきているなと感じました。今後の進路の選択肢の一つになったのではないかと思うので、自分の進路を考えるとても良い機会となりました。

 

 11/28(火)3限目に、工業化学科1年生を対象として、東京応化工業株式会社 人事部 片柳 大輝様、阿蘇工場 猪又 優志様より、第3回半導体関連人材育成講話を行っていただきました。主に企業紹介・製造現場・資格取得などについて詳しく説明をしていただきました。

 東京応化工業様は、フォトレジストと高純度化学薬品などを製造されており、それらは半導体の製造に欠かせないものであることと、そのためには、ナノメートル単位というかなりの精度を要することなどを学びました。

 阿蘇工場の他に、菊池市に新しい工場が建設されるそうです。菊池工場では、主に自動化及び機械化が進み、高純度化学薬品が最先端の作り方で製造されることを聞き、凄い時代になってきているということを改めて実感しました。

 2日間の講話を通して、半導体には化学は関係ないのではと思っていましたが、化学が半導体に深く関わっていることを学ぶことができ、とても勉強になりました。また、資格を取得することが大事だと改めて感じ、危険物取扱者など取れる資格には積極的に挑戦していきたいと思いました。