児童ポルノ事犯による自画撮りに気をつけましょう(生徒部)
児童ポルノ事犯の「自画撮り被害」が増加しています。
※「自画撮り被害」とは、だまされたり、脅かされたりして児童が自分の裸体を
撮影させられた上、メール等で送らされる被害をいいます。
平成28年における児童ポルノ事犯の自画撮り被害に遭った児童数は480人であり、平成24年(207人)から毎年増加しています。
自画撮り被害は、コミュニティサイトに起因するものが約8割を占め、また、スマートフォンを使用してコミュニティサイトにアクセスしたこと
に起因するものが約7割を占めています。
児童ポルノ事犯の自画撮り被害に遭わないようにするために知っておくこと
・ 自分の裸をスマートフォン等で撮影してはならないこと。
・交際相手、友達等の信用している相手であっても、自分の裸の写真を送ってはならないこと。とりわけ、面識のない者(SNSの相手等)に対しては、絶対に写真を送ってはならないこと。
・デジタル写真は、コピーが容易であり、一たび写真がインターネット上に流出すると、不特定多数の者に繰り返しコピーされ、すべての写真を削除することは非常に困難になること。
・軽い気持ちで裸の写真を送ってしまうと、取り返しのつかない危険(被害)が生じてしまうおそれがあること。
・ 友達等に裸の写真を送るよう求めたり、友達等の裸の写真を送ったりするほか、友達等の裸の写真をスマートフォンに保存した場合には、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の被疑者として検挙・補導されてしまうおそれがあること。
気をつけましょう!